入手したメスティンは3Mのスポンジ研磨材を使ってイニシエーションのバリ取り、これは手に優しく使いやすいので
以前から愛用している。
取説だと米のとぎ汁で被膜形成とあるが、米を研ぐタイミングでは無かったので、冷ごはんを指先で一つまみ入れて
5分程沸騰させて被膜を作った。ついでに蓋も半分ずつ沈めて煮てみたがこちらの方は被膜は出来なかった。
日を変えて炊飯テストを実施、アルコールバーナーとの相性が抜群なのは周知だが、泊まりのキャンツーだと
アルコールバーナーではなくて、殆どの場合、ガスバーナーを使うので今の所メインで使っている
PrimusのIP2243PAで試してみた。
米は約0.9合、水はリベット位置で言うなら下段だが、今回の炊き干し方の場合は米の表面から人差し指の
第一関節(遠位指節間関節)分で水の量を測っている。(湯とり方の場合は水は多目で適当に)
これだと米の量や容器の形状に係らず水量の調整が容易に出来る。新米或いは吸水時間を長く取った場合には
ほぼこの標準量、古米や給水時間が短い場合は水の量を気持ち多目にしているが、炊飯時間も火力もいつも
一定とは限らないから状況を見ながら調節する。ちなみに私は柔らかい(水分が多い)炊き上がりを好む。
沸騰するまでは蓋は閉めず、一度スプーンで米をサラって上下の対流を良くした後に蓋を被せて火力を落とすが、
蓋の隙間から出てくるおねばの出具合から判断してバーナーの火力が強いのと筐体が薄くて熱伝導が良いのとで
普段使う弱火でも未だ強すぎる。
大体10分程度は沸々と静かに煮込む為にさらに火を弱くする必要があるが、無風の室内ではそこまで火力を
絞っても問題無いが屋外ではウィンドシールドを使い、十字五徳で比較的炎が消えにくいと言われている
IP2243PAだったとしても風に吹き消されずにその状態が保てるかが気がかりだったので途中から風でも
消えない(であろう)程度の炎にして、代わりに手持ちのセラミックコートの網板をバーナーパッドの代わりに
かませて火力調整をした。
結果は問題無かったが、ロッキーカップで炊くか、メスティンで炊くかの選択が悩ましいところではある。
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