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流れる雲を追いかけて…SINCE 2004

総括:CT125キャリア拡張作戦

2021-10-18 08:44:46 | Motorcycle/Touring

経緯はココに

CT125キャリア拡張作戦

CT125キャリア拡張作戦Part 2

通常キャンプ仕様としては、47Lのテールボックスを装着し、その手前のシートの間にテントと炊事道具を積載しているが、寒い時期用のSnugpakのシュラフが化繊で嵩張り、テールボックスに収納するとそれだけで一杯になってしまう。

それで66Lの防水ダッフルバッグを購入、この中に同シュラフを詰めて、テールボックスの上に積載する事で運用してきたが、バッグとシュラフ等合計で5kg弱ではあってもかなりトップヘビーになり、CTはサイドスタンドで停めると不安定で、この積載だとそれが助長されて、左後方に更に倒れやすくなり、実際キャンプ場で倒しているし、乗降もし辛い。

そんな事で、トップケースを止めて、ダッフルバッグに纏めて収納する事にしたが、そうなると60cmあるバッグの端がCTのアップマフラーの排気口近くに掛かるので、排気熱でバッグが溶ける懸念を抱き、保護としてこのようにアルミ板を使ってもみたが、更にバッグが保護出来きて、安定化が図れる方法として、「すのこ」を利用する事にした。

ただ、前述の様に通常はテールボックスで運用、キャンプ、それも主にダッフルバッグを使う時だけになるので、簡単に脱着出来る様、固定にはタイラップを使用した。

またトップケースの台座との段差をクリアする為にウレタン製半月型クッションを左右にタイラップで固定し、滑り止めのシートも使い安定化を図った。

費用的には、すのこ2枚セットが400円弱、すのこと荷台の固定用は37㎝の長くて太いタイラップが50本入りで約700円、ウレタンクッションが1000円弱/2本といったところで後は手持ちの物で済ませた。尚、桐製のすのこの重量は実測していないが、2枚組み合わせて1.5kg以下だと思う。

結果としては全高が抑えられたことで、サイドスタンドで停車時の安定性が増し、倒れそうになる兆候はほぼ無くなり、乗降も楽になった。更に二次的だがミラーにバッグの映り込みが消えて後方視界も改善された。

マイナス面としては、見栄えがあるかもしれないが、バッグでほぼ隠れてしまうし、走行中、本人には見えないからあまり気にしていない。固定用ゴムのフックを掛ける場所は、工夫で何とかなっている。

すのこの耐久性、無塗装の桐材なので汚れやすく又、吸湿性も高いから、濡れたままだと黒カビ等の発生、板が反ったり、脚の部分の接着剤が剥がれる可能性もあると思っていて、ニス塗装とネジ止めをするかどうかも考えてはいる。取り敢えず、予備のすのこは確保してある。

すのこの脱着自体はタイラップ数本で済むので容易だが、都度タイラップを消耗するのが勿体ないともいえる。使用期間は概ね、嵩張る冬用シュラフのSnugpak Elite5(快適温度 -15℃、限界温度 -20℃)を使う10月~6月位で、月に一度キャンプに出掛けたとして、9か月の内、厳冬期はキャンプしないだろうから、実際の脱着回数はもう少し少なくなると思う。


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