キャンプツーリング：2021/2 牛久たくせん園地

【20210205-06】

途中スーパーに寄っても家から21km、故にルートマップは省略。

2020年8月4-6日のV-Stromで最後のキャンプツーリング以来5か月ぶり。

CTでのキャンプも初めてだし、2021年の初キャンプでもあり、キャンプ地も偵察は暫く前に済ませていたが実際の泊まるのは今回が初めて、更に昨年購入して一度も使っていないSnugpak Elite5シュラフの実践投入も初めて、という初尽くし、春一番に背中を押されての出撃となった。

CTに実戦ベースでキャンプ道具を積載するのは今回が初めてだが、事前にシュミレーション等も済ませていたのであっさりと積載完了。

ただCTは荷台に荷物を積むとサイドスタンドのバランスが悪く、フロントが浮いて尻もちを着く様な感じで、左斜め後方へ倒れ易くなるので、乗り降りの時に注意が必要。降りてしまえばセンスタを使えるが、降りる最中はセンスタは立てられない。件のクラッチの滑りと併せてSNS等で話題になっていないのが不思議。

トップケースの手前側のスペースにZライトソルとテントをROK Strapsで固定。腰当のクッションにもなるか？！

シュラフ（今回着替えは靴下だけ）を入れた66Lの防水バッグは軽いので（シュラフ本体2.4kg)、トップケースの上に滑り止めシートを敷いて積むことにした。CTの荷掛けフックは位置も形状も悪くて、殆ど役に立たないし、ロープをフッキングする穴も適当な位置に無くて非常に使いずらい。特に左前のエアクリ部分は最悪、マイナーチェンジの時は再考願いたい。パラコードで自作したり、市販の固定用のフープを使ってフッキングの位置を調整した。

完成形。見た目ほどにはトップヘビーでは無いがこれ以上は積み上げたくも無い。

調理器具も減らしたかったし、消費期限の近いストック品の食材消化も兼ね事前にある程度献立も考えておいたので、スーパーでの買い物も、昼、夜、朝三食含め1010円也。クッカーはメスティンとシェラカップ一個、ストーブはポケットストーブ（固形燃料）とアルスト。

CTってモテバイク？！なのかな、今日もスーパーでおばちゃんに綺麗なバイクですねって言われたし、キャンプ場でもあの赤いバイクに乗っているんですか、良いですね～って言われてた。

現地到着は1230。荷物は台車に積み替えて運ぶ。

一泊二日で1,000也、フリーサイト、車両乗り入れは不可、運搬用台車が7～8台ある。薪は買物カゴ一つ500円（いずれも税込）。今のところは余り細かいルール等は無くてキャンパーの自主性に任せてゆるく管理している様にみえるが、それだけに利用者側のマナーやモラルが問われると思う。

牛久沼が目の前に広がる開放的なサイトに決定、設営前にスマホで方位を確認、正面が南、左が東、陽当たり良好。ただこの場合、南風だと遮蔽物が無いから風がモロに当たるのは、ここに限らず、こういう水辺サイトの〇とＸではある。シュラフを干しておいた。

トイレは男女とも洋式水洗各1、男性小用が外出しで丸見え。靴を脱ぐのが面倒で小用しか使わなかった。

炊事場はこんな感じ、夜間照明は一晩中。このテーブルでランチ、余り食べると心臓が苦しく動けなくなるので作業前は軽めに、フィッシュサンド、でもナマズや雷魚バーガーでは無い。潰れて口が開いてしまった翌朝用ヨーグルトも食べてしまった。

ｆ

今日は平日、テント10数張、比較的分散していて、密という感じはしない。私を含め、半分位はソロキャンパー、バイクは私だけだったが、翌日は数台バイクが来ていた。

余り早くに夕食の支度を始めても、時間を持て余してしまうので焚付用小割を準備。檜と広葉樹のミックスの様だが乾燥が甘くて爆ぜる。火力も弱く火持ちも良くないが、煤は少ない。今回は斧も鉈も持たず、モーラナイフで小割にした。

気温が低めなので米は早めに研いで吸水時間を長めにした。水道が井戸水という情報があり、取り敢えず水筒分(1.2L)だけ水を持参したが、流しの水で全然問題無かった。

陽も傾いてきたので炊飯開始。気温が低めで風もあるので、固形燃料は30gを選択（20gと30g両方持ってきた）、テント内での炊飯とした。沸騰12分、煮込み10分、最後に水分調整で1分程加熱して水分を飛ばして炊き上がりの後、蒸らし10分。

レトルトカレーも蓋に載せたり、蒸らしの時は下に敷いたりして温めておいた。固形燃料が余ったので豚汁用の湯を沸かすが、沸騰しなかったのでアルストで追加加熱。

スーパーで購入したヒレかつをトッピングしてカツカレー出来上がり。サラダも食べないとねｗ。

　　

並行して焚火開始。

今日もお座敷スタイル。ハリケーンランタンは嵩張るが雰囲気が好き。2007年にWILD-1で特価490円で2個買ったが壊れずに現役で使っている。灯油からパラフィンオイル使用に切り替えた事で、臭いも無く煤も少ない、10mlで約1時間燃焼、タンク容量は100mlで10時間なるが、そんなに必要ないので、半分位入れ、余れば回収、漏れのリスクを減らす。燃料を完全に燃やし切ると芯が減る。

夜のとばりが降り、沼の対岸とR6水戸街道の照明が見える。キャンプ場はR6から100m位奥に入った所だが、クルマの騒音が結構聞こえる。交通量は21時位を過ぎると大分少なくなる。

夜明け前が一番気温が下がり、テント内でもこれ位。でも快適外気温度 -15℃（下限外気温度-20℃、圧縮用バッグ付き）のSnugpak Elite5だと全然問題なし、0℃前後ならラ族でも行けそうｗ　

足の部分は靴のまま入れる様に、厚手の素材で強化されている事もあってか、足先から冷えてくる事も無かった。湯たんぽやあんかを仕込めば効果絶大かもしれないが、この程度の気温ならそこまでする必要は無かった。胸の部分の内側にポケットがあり、スマホとモバイルバッテリーを入れておくと体温で寒さによるバッテリー低下を防げる。

以前はモンベルのダウンハガー#3と#5、それにシュラフカバーの組み合わせで寒い時期は対応していたが、それよりも暖かい。

ただこのシュラフは化繊だから仕方ないがバルキーでバイクキャンプ用にはその大きさがネック。私は老い先短いし、心臓が悪いから厳冬期のキャンプは避けているし、英国から直引き（個人輸入）で国内の半額位で買ったのでこのシュラフで良しとしたが、もし国内価格で購入するなら、追い金してでも、ことバイクキャンプに関しては、モンベルでもナンガでもイスカでも好みの軽量コンパクトなダウンシュラフを購入することを勧める。

やや不満な点としては、足元や腰の辺りの余裕も必要な分はあるが、スーパーストレッチ（今はスーパースパイラルか？）と比べると自由度は少なく、膝は90度までは曲げられない。

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結局目が覚めたのは0800、一応設営時に方角を見て、朝の陽ざしも考えてはいたが、木の枝が邪魔で直射日光がテントに当り始めたのは0840位からだった。昨夜燃やし尽くさず、朝の暖房用に残しておいた薪に点火して暖を取る、火が有ると無いとでは寒さが全然違う。身体を温めるのにワンタン、これ簡単でお薦め。ラーメンに追加しても良い。食後は朝の薬の儀式、やれやれだぜ。

朝の開園は0800、そのせいか0900頃から今日の宿泊客がサイトに入ってきて設営開始、場所取り含めて人気のキャンプ場なのだと思う。　何と無く落ち着かないが仕方が無い、チェックアウトは1100、1030に出発。　その後近所のバイク屋に今年初めての挨拶、直に帰る予定だったけど一時間近く雑談してしまった。

入庫時4,978km、もうすぐ5,000km