御衣黄は緑の花を漬ける桜です。鬱金桜はそれよりやや黄色を帯びた桜です。同じ系統の桜ですが、桜の仲間ではかなりの変わり者でしょう。
次々と果樹の花が開き始めました。リンゴも開花です。これは小型のリンゴのスリムレッドの花です。蕾の赤が素敵です。白い花は洋梨のマルガリータマーリー、桃の赤は強烈です。10月に数画になる晩生種です。小さいですが沢山の花をつけているのは、プルーンのバーバンクスグランドプライスです。賑やかな花ですが、大きくなる種類です。秋が楽しみです。
ウバユリと、ササユリの芽が伸びて来ました。両方共、最難関の百合です。種から花が咲く迄に五年の上掛かります。しかもウバユリは花が咲き種ができると寿命が終わりになります。
漸く天候も落着き果樹の花が咲いています。サクランボ、ネクタリン、桃、ナシ、リンゴとブドウが遅れていますがもう李、杏は終わりです。上から順にサクランボ、梨、桃、ネクタリン、桜は紅枝垂れです。
松本の市街地から南に、小高い山を古墳にした桜の名所が有ります。かってはニセアカシアが繁茂していましたが、有志の方が植林を続け山全体が桜に変りました。trong>
今年は例年より早いような気がする松本の春ですが、種類によりかなり差が有るように思います。生育場所にもよるかもしれませんが、明るい所は進んでいるようです。すずらんの様な水仙が盛りです。杏、アーモンドが満開になりました。タラの芽ももう数日で開きます。すももも咲き出しました。