今年のキノコも雨が途切れて終了になりました。最後のキノコ採りはマツタケのおばさんとおじさん両方に会えました。霜降りシメジ、クリタケ、チャナメツムタケなども出ていますが、今年は他のキノコ同様やはり少なめでした。マツタケだけが豊作という活かしな気候でした。今日までに長野県内で13人も死亡しています。キノコを採集する人の高齢化と、山の状態が悪かったためでしょうか？
ぼつぼつ柿が色づいてきました。摘果が遅れて、やや小ぶりですが干し柿には丁度良いかもしれません。今年は柿は裏年なのか少ない気がします。手のかけ方が雑になっているかもしれません。
マツタケのおばさんと呼ばれているキノコがあります。確かにマツタケに似ていますが、小型で香りがありません。煮ると黒く変色しますが、良い出汁と歯切れを持っています。似ているかと言ってマツタケと比べるのは気の毒でしょう。美味しいキノコです。
真っ黒なマイタケです。カラス竹は、正露丸のような香りがありますが、茹でてごま油で炒めて砂糖醤油を絡ませると香りも消え、マイタケ並の味と歯切れになる不思議なキノコです。発生量は少なく特定の場所以外ではあまり見かけないキノコです。但し採れた時は株が大きいので持ち帰りに苦労します。乾燥保存が効く便利なキノコです。
今年の夏の異常気象からは予測も立たなかったマツタケの大豊作です。他のキノコはやや不作なのにマツタケだけは豊作です。後に続くキノコは雨が止まり気温が高く発生は厳しくなりそうです。
