例年春になると我が家の果樹園に、雉が子育てに来ます。オスが果樹園の中をパトロールしています。今年は近づいても逃げようとしませんでした。
あまり興味がなかったチューリップですが、昨年の暮れに知人から数球頂きました。花が咲いてびっくりしました。すごい進化を遂げているのですね。八重咲きや、覆輪がある種類はチューリップというよりもラナンキュラスみたいです。
>春の芽吹きの中でも特徴的な姿を見せてくれるのがアマドコロとイカリソウです。イカリソウは花姿が面白い花です。アマドコロは芽吹きがユリ科の特徴的な姿が好きです。茎は食用になりますが、よく似ているナルコユリに似ていなすが大きくなると茎の4辺が角ばってくるので区別がつきます。山菜としても利用されますが、よく似ている毒草があるので注意が必要です。イカリソウもアマドコロも根を漢方薬に利用されています。ナルコユリの根は、アドレナリン拮抗作用があるそうです。
>改良品種の桜は、一重の染井吉野や山桜に比べて開花時期は遅くなります。緑系の桜も例外ではなく、染井吉野よりも2週間遅れて咲き始めました。緑の花は御衣黄です。咲くに従い中心部に朱が入ります。やや黄色みのある緑は普賢像です。御衣黄は花びらのやや少ない八重ですが普賢像は大きな八重咲きになります。
暖かくなり春のやさいも萌芽しはじめです。漸く紫アスパラが目を出しました。緑のアスパラガスよりも太くやわらかです。甘味があります。ねぎはぼつぼつ花が付きだししばらくお休みです。
モモに続いて、梨も開花しました。新高、幸水、オーロラ、マルガリータ等が咲いています。昨年は新高の開花の後寒気が入り、新高の受粉がうまく行かなかったですが、今年はどうやら間に合いそうです。
タラの芽は漸く3メートルの高さの芽が出始めました。1メートルの高さから始まり、1週間掛かりました。一芽15グラムも有る芽が収穫できます。行者にんにくは花の蕾が出始めて、今年の収穫は終わりになりました。
例年より早く、史上2番目の早さで咲いた桜は流石に咲きしぶり漸く満開を迎えました。私はすすき川沿いの桜が好きですが、ここの桜は老木が多くながさも2キロに渡り生えています。西には北アルプスを望み、東は美ヶ原を主峰とする筑摩山地が連なっています。其の近くには溜池が有り、千鹿頭池という名の池があります。かっては此の池で私の祖父母が鯉の養殖と、夏のボート、冬のスケート場を営業しておりました。小山の頂上には神社が有り、7年に一度御柱祭で賑わいます。今は池も静かで、水鳥が泳いでいます。かっては、大音響でレコードが掛かり、小学生の頃アルバイトにレコードの交換をしていました。お駄賃はチョコレート一枚でした。
桜に続いて色々な花が咲き始めました。桃の花も咲き始め、摘花が始まりました。アーモンドは満開。なしも緑が濃くなり、まもなく開花です。忙しくなりました。プラムは8分咲きです。
昨日の雨で山菜も一気に始まりました。タラもわかばが見え始め、ヤマウドは籾殻を押しのけて出てきました。未だ20~25センチですが子の頃が一番柔らかく、食べやすいです。もう1日、日光に当てると緑になり香りも強くなります。タラの芽はさっと茹でて、ワサビマヨネーズで食べるといいですよ~!
>桜も咲き、暖かくなりました。ナナちゃんも陽気に誘われて、日向ぼっこに出てきました。松の根本で横になったり、新しい葉が出てきたキャットニップに反応しています。マタタビにはあまり反応しないナナちゃんですが、これには喜んでいます。
漸く長い冬が終わり、花も咲き始めました。例年より2週間も早い開花です。暫く高温傾向ですが、突然の寒気が入らないように祈っています。今年の果樹の一番大事な季節になりました。アマチュアの域を出ない者には少し厳しいかも知れません一枚目が杏、二枚目はアーモンドの花です。。