首筋がとっても寒いぞ~
てっぺんハゲタカの爺

神のいたずらか
両サイドの髪の毛は
なぜかフサフサのボウボウ
見かけは落ち武者風なれど
髪が首筋を覆い
けっこう暖かかったのである
よりによって
ねこえさのツナ缶に
トマトをいれるメーカーがあり~の

それを何のためらいもなく
買って来る能天気妻がいて~の

驚くことに
それを完食するモこ助がいる

この考えられない三位一体で
お約束の散髪
そろそろ
その時期だったのでは?
そんな疑惑の声は無視
今はそれどころではないのです

ティッシュで押さえても
にじんでくる血
なんと下唇の裏側からの出血
これが原因不明であれば
ちょっと心配なのですが
残念なことに
原因は明確であります
冷凍庫をのぞくと
お気に入りのカップアイスがない
仕方なく手にしたのは
小豆スティックアイス
これがまたカチンコチン
爺のあれがうらやむほどに
左奥歯に入れたり
右に入れてみたり
はたまた前歯で噛んでみたり
そうこうするうちに
ざくっと噛めて
喜んだのもつかの間
何か小豆と違う味が
どうやら
下唇の内側も一緒に
かんだらしい
やっとのおもいで
出血は止まったものの
何を飲んでも
何を食べても
しみてとてもとても痛い
問題はこの症状を
目ざとい妻にどう説明するか
死んでもいえないぞ
妻の好物小豆バー
それを食べようとしてなったとは
