ねこのモこ助
爺と我が家の序列第２位を
激しく争ってる
それでも寒くなると
ひざの上に上がってきて
甘えてみゃ～ん
彼の食事担当は爺
いつものｗｅｂ注文
ところが
なぜか間に合わず
今日のがないのである
仕方なく
買い物に出かける妻に
初めて買ってくるように頼んだ
全く興味のない妻に
モンプチの空き缶を見せ
これを数個適当にネ
そう言って送り出した
お腹がすいて
まとわり付いてくるモこ助
ちょうどそこへ
ただいまと妻の声
袋を開けると
モンプチの缶が数個
あれ～？
何かが違うぞ
みたことがない色
なんとそれらは全部緑色
そして
恐ろしい文字が躍ってた
「ツナのライス添え」
まぁライスはあるかも
次に手にしたのは
「ツナのほうれん草添え」
ほうれん草は絶対ないだろう
「ツナのトマト添え」
えっトマトだって...絶句した
何を考えて買ってきたのじゃ
ねこが
ほうれん草食う？
トマトを食べる？
他に色々あるだろうに
よりによってこんなのを．．．
怒り心頭の爺
妻に浴びせかける馬事雑言
もちろん声なき声で
こんなこと言えたら
爺にこのブログは必要ない
おそるおそる妻に
「これしかなかったの？」
妻いわく
「色がきれいだったから」
まぁ～確かにキレイ
足にまとわり付くモこ助
早くえさを出せ
彼特有のデモンストレーション
モこ助ごめん
今日のご飯はこれなのだ
うらむなら妻を恨め
開缶すると
ほうれん草の匂いがぷーん
結果はもうわかってる
そして爺は
驚きのシーンを見ることになる
ワンツウスリ
これだ
バクンバクン食ってる
一心不乱に
見る間に完食
なぜか爺の心はむなしい
今まで培ってきた爺の判断力
これは一体ナンなんだったのだろ
もし
もしも
トマトの方も食べたら
爺は髪を切る
