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インドネシアのテロ情勢について

2008-11-09 | バリ島観光事情
本日、総領事館からお知らせが届きました。
概略を記すと以下の通りです。

1.11月9日の未明、2002年にバリ島において発生した爆弾テロ事件で
死刑判決を受けた3人の死刑囚(アムロジ、ムクラス、イマム・サムドラ)
に対する死刑が執行されました。

2.2002年10月のバリ島の繁華街で発生した爆弾テロ事件では
オーストラリア人88人、インドネシア人38人、日本人2人を含む
202人もの方々が死亡しました。
その後も4年連続で国内では自爆テロ事件が発生しましたが、
インドネシア治安機関により多くのテロリストが逮捕されたこともあり
最近の3年間は大規模なテロは発生しておりません。

3.しかし、現在も逃亡中のジェマ・イスラミア関係者が今回の死刑執行を
契機に報復テロを敢行する可能性も否定できず、治安当局は全国警察に
対して警備を強化しています。

4.こうした事情を踏まえ、インドネシアに渡航・滞在されている方は、
不測の事態に巻き込まれぬよう最新の関連情報の収集に努めてください。
バリ島においては、ディスコ、ナイトラブ、ショッピングモール等人が大勢集まる
密集地帯はテロの標的となる可能性があるので極力近づかないでください。
さらに、外出の際には不審な人物等周囲の状況にもご注意ください。
宿泊施設や訪問を予定している観光スポットについて十分な安全対策が
とられているか確認をするなど自らの安全確保に心掛けて下さい。

以上、総領事館からのお知らせでした。

また、今回の死刑執行に関する読売新聞の記事は → こちら

現在のバリ島ですが、特に変わりありません。警察官は警備を強化し、
道中はセキュリティチェックポイントが随所におかれ、大型スーパーや
各ホテルの入口では車の底やトランクルームの検査も行われています。
バリ島旅行を検討中の方は参考にしてみてください。


コメント
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