恋するダイバー もぐりんどのヒトリゴト

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ニュピ前夜・オゴオゴ大集結!

2008-03-06 | バリ島観光事情
先日のブログでも紹介したとおり、明日はバリ島の新年ニュピ。
そして、今日はその大晦日、前夜祭です。

バリヒンズーの世界では、大晦日の日、冥界で「メチャル」という大掃除が行われるため、
追われた悪霊たちが現世に現れると信じられています。
この悪霊たちが現世で悪さをせず、すんなりと退散してもらうために、
たくさんのお供えを準備し、悪霊の化身である「オゴオゴ」を担いで
村中を練り歩きます。

「オゴオゴ」は、「ラーマヤナ」や「ハヌマン王の戦い」など、
神話の一部をテーマにしたものや、「麻薬追放キャンペーン」など、
社会問題をテーマにしたものなどさまざまですが、
どれも悪霊の化身というだけあって、
その迫力とおどろおどろしさは天下一品!

バンジャールという村ごとに、村人たちがかなりの労力と時間、
そして大金をつぎ込んで作った、おらが村自慢の「オゴオゴ」。
バンジャール対抗、オゴオゴコンテストなども行われ、
この大きな張りぼてのお披露目に、男も女も、老いも若きも大熱狂!

近年、「オゴオゴ」は電動仕掛けのものや、電飾で飾られたものが登場したり、
「オゴオゴ作成業者」に大枚を支払って作成を依頼する村があったりと、
その様相を変えて来ているようですが、
それでもこのお祭り、年に一度の、村を挙げての一大イベントなのです。



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