曠野すぐりBLOG 「小説旅日記」

「途中から読んでも内容の分かる連載小説」をいくつか、あと日記を、のんびりと載せていきます。
 

『鉄道ジャーナル 2月号』

2013年01月02日 | 電車のお話
 
あけましておめでとうございます。
昨年末、版元さんから連絡があって初版がほぼなくなったということ。それで、増刷が決定です。
これもひとえに、お買いいただいた方、売っていただいた書店さん、宣伝や紹介をしてくれた方やメディアさんのおかげです。たいへんありがとうございます。
 
その『東上線各駅短編集』を取り上げてくれたメディアの紹介ということで、数回前の記事で鉄道ダイヤ情報さんのことを書きました。すると今度は、鉄道ジャーナルさんが新刊情報に掲載されているのも見つけました。これまたとてもうれしいレビューで、著者の心をくすぐるもの。鉄道ジャーナルさんには前著『だいだい色の箱』のときも紹介していただいて、もうたいへんお世話になっています。
ということで微力ながら、お返しに『鉄道ジャーナル 2月号』の紹介です。
今月号は大々的に関西私鉄特集。なかでも大きく、マルーンの阪急電鉄を取り上げています。
阪急の電車、たくさんの写真が載っていますが、やはり鉄道ファンとして型の古い方が魅力を感じます。一般人が見ればたいした違いはないのでしょうが、5000系以降はスマートな面構えで、5000系以前に比べてよそよそしさを感じてしまうのです。
ずらり9番線まである梅田駅の写真も数枚あり、マルーンの居並ぶ様は壮観です。関東ではひとつの私鉄でここまで並ぶ景観というのはないですね。東横線の渋谷駅、あれを倍に増やしたらこんな感じでしょうか。
他にも関西の私鉄がたくさん載っています。私は以前から、なんとなくひと時代前からの車体といった雰囲気の近鉄が好きなのですが、今でもそんな雰囲気が健在です。
あと、私鉄特集とは別のページなのですが、阪和線の記事が載っているのもうれしいところです。今でも走っている103系。文章も自然、ノスタルジックになっています。
関東からわざわざ乗りに行きたくなる一冊となっております。