今の家を建て変えた時、それまでなかった床下収納庫が出来て、早速、梅酒とか梅干しとかを収納するのに使っていた。
ところが・・・
材質が、プラスチックかポリなんとか?かわからないけれど、重いものを大量に入れたせいか底がひずんでくる。
木材ならば底が真っ直ぐなままだろうけれど、だんだん底が真ん中が丸みを帯びてくる。
梅酒類は別に問題ないんだけれど、梅干しを付けた時、水(梅酢)があがってくるまで甕が斜めになって、カビがはえてしまったことがあった。
その頃から梅干しをつけることもなくなり、しゃがむことも、し辛くなったこともあり、長い間開かずの扉だった。
最近、又夫が梅拾いのイベントに参加したりして、梅を持って帰るようになり、去年から漬け始めたものの、梅酢があがるまでキッチンの隅っことかにおいて置き、紫蘇漬けがおわってから、収納庫の片方のふたを開けて、それも隅っこの一部だけを使っていた。あとはほこりだらけ。
全部開けるのが恐かった。
でもこれではいけない。スペースがもったいない。床下にすのこを敷いたら真っ直ぐになるんじゃないかと、すのこを買って来て貰い、寸法を合わせて切って貰いはめこむことにした。幅が少し狭かったけれど、まあ、何とか使えそうだ。
中のものを出したついでに庫内をきれいに掃除をして、残すものは袋も全部新しいものに替えた。
中のものを全部出したら・・・出てくるわ、出てくるわ・・・・
梅干しのしそは覚悟していたが・・・
28年前と、24年前のカリン酒が二瓶。梅干しを出した残りの塩の結晶がぎらぎらしている紫蘇が二瓶。もう一つ、得体のしれぬ茶色い液体、それにはころころとしたものが混ざっている。よく見れば、いつのものともわからないラッキョウ漬けだった。触ってみると手で簡単につぶれるようなふにゃふにゃしたものになっていた。それは勿論即廃棄。ラッキョウはカレーの時しか使わないので最近は買うことにしている。でも、タルタルソースを作るときにも使うし、最近は毎日ラッキョウを一粒食べるといいんだとか聞くと、又気持ちが揺れるけれど・・・
しそはきれいなものだけ干してゆかりに使うことにして、後は捨てることにした。
カリン酒は透き通ってきれいなので小さいビンに移し替えてぼちぼち飲もうかと思っている。
今年は梅酒2本、はちみつ漬けを蜂蜜の容器に2本、後は梅干しにした。
今日覗いてみたら、順調に梅酢は上がってきているようで一安心。
空のガラス瓶も一緒に入れたら、もうあんまりスペースに余裕はなくなっている。
でも気になっていたことが一つ片付いて、やれやれだ~