兄が逝って2週間経った。
何だかボケーッとしている。
一番身近な存在だった兄とどうしてあんなに長い間疎遠でいられたのか・・・不思議?
お互い同じ年に一ヶ月違いで結婚してからはそれぞれの道を歩いてきた。
年に一回お墓参りには帰郷するけれど、なかなか日が合わず、逢えなかった年も多い。
後は身内や親戚の冠婚葬祭のときくらい・・・?
私も一人で子供を連れて買い物以外に遠くへ行くことはなかったし・・・
でも、運転免許を取ってから、母の晩年は結構頻繁に兄の家に行くようになった。
私が子宮筋腫の手術を受けたとき、そして股関節の手術の時は立ち会ってくれた。
優しい兄だった。
それは小さい頃からそうだったし、大人になってからも変わらず穏やかな兄だった。
そして時々何気なく面白いことを言って笑わせてくれた。
駄洒落を連発する賑やかな笑いではなく、話している途中で何気に出る上品な冗談が好きだった。
兄は父と同じく川柳の道に入って活躍していたみたい。
兄の死後ネットで、お仲間の方の兄を送って下さる句を見つけた。
病気は辛かったけれど、兄もいい家族と、良いお仲間に恵まれて幸せな一生だったのだろうなあ。
体の辛さからやっと解放されて・・・ゆっくリ眠ってね
色々有難う~