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ドサ月記の過去の四方山話の倉庫
あちらのブログの裏話

SACHSにモンキーのキャブを其の3

2009-08-15 20:34:46 | バイクもん

 アクセルを分解し、ワイヤーを取り出す
 昨日は全くのお休みで、ワイヤー交換と組み付けにかかる
 
 自転車のように簡単には行かず、ここをグリグリ回してワイヤーが外れた
 外したついでにスイッチボックスとアクセルグリップの間を十分に開けるように調整し
 
 この白い部分が出来たおかげでアクセルグリップが軽くなったように感じる・・・ワイヤーまだ入れてないからね
 ワイヤーをモンキー用に付け替え、全く問題なく組み付けられた(モンキーのオリジナルのワイヤーよりも200mm長いやつを買った)
 
 SACHSとよく似ているけど共用は出来ない
 キャブの調整になるのだが、これをするのが嫌なので(ドロ沼やし~)単純にノーマルのモンキーのキャブを付けてお手軽に~と思っていたが、見事ドロ沼に足を突っ込んだ。後は簡単にセッティング出来るのを祈るのみ
 
 メインジェットの交換。オリジナルが58番で、買ってきたのは60番から5番きざみで6種類・・・良くなかったら、キャブを分解して番手の高い方へ交換してゆく・・・・こんなんよう判らんがなぁ・・・じゃまくさぁ~
 調整箇所は基本2箇所。メインジェットとニードルの突き出し量.。 まず、ジェットを組み付け、アイドリングを調整し、空気量を調整してゆくが調子が取れない
 
 青矢印のニードルの突き出し量を5段階に調節してゆく・・・ジェットが6個、ニードルが5箇所・・・うーん
 組み付けてはエンジンをかけ、うまくええ感じになったら、ヘルメットを被って外へ、全開走行を試みるもガックリしてまた分解の繰り返し
 だが、意外と早く結果が出てきた。ジェットは60番で良く、65番にするとガソリンがオーバーになるので、それ以上は必要ない。後はニードルの突き出し量・・・やったね!乗っててきもちがいい組み合わせが出てきた
 
 ジェットの組み換えが一番大変。ガソリン量の調節だけやねんけどなぁ
 そこで、モンキーのエアクリーナーを加工し(SACHSのは口径が全く合わない)、フューエルホース(ガソリンのホース)をゆとりある長さにする為交換し、取り付ける
 
 雰囲気が変わってしまったが許容範囲か?やっぱりエアクリーナが黒ちゅうのはいやや!
 時速43Kmぐらいが一番気持ちがいい感じでエンジンが回ってる。そこからフルスロットルにするが、加速せずせいぜい50Kmが限界。(笑ったらアカンよ!)。キャブの容量不足か???と本田氏へ電話。
 
 SACHSオリジナル。
MIKUNI(Japan T/A)となっているが、何となく作りが粗い
 オリジナルと比べてみるとSACHSの方が一回りデカイ。キャブをデカくする意味を聞いてみるが、イマイチ理解出来なかった。でも、一番いい状態なので、解決方法は、デカイキャブに交換してみるか、スプロケットを小さなモノに交換して最高速を上げるか。という結論になった
 
 このギアを小さなモノに交換か?
 ナリはデカくても原チャリなんで60Kmでつかまったら即免停。だからこれでええんやけど、イザという時の余裕がない。どうとらえて行くかがこれからの問題。乗っているのが十分な大人やし。 

SACHSにモンキーのキャブを其の2

2009-08-13 20:20:12 | バイクもん

 緑矢印が分けてもらったキャブレターとエアクリーナー(吸引口が長かったので切断済み)
 買ったモンキー用のスロットルワイアーセtット(青矢印)キャブのメインジェットセット(黄矢印)とついでに見つけた以前紙で作ったガスケットのホンモノ(赤矢印)
 2りん館でパーツを買い、お墓参りへ 帰ってからキャブレターのオーバーホールを行う
 
 クリーナーキャブ(通称キャブクリン)で全てのノズルを吹いて掃除。ガソリン液面の高さを確認し、とりあえず休憩
 モンキーのキャブレターを分解し、全部のノズルを掃除。キャブの付いた車 長い事乗ってないから(みんなインジェクション)キャブクリンなんて約30年ぶりかな?懐かしいちょっと甘いニオイ
 
 やっぱり気になるインテークマニホールドの平面研磨とポートのバリ取り
 キャブレターの掃除が終わり組み立てる前にマニホールドのチェックとこの前から気になっていたエンジンのポート研磨を行った
 
 エンジン保護の為にポートにティッシュを詰める
 以前作った紙のガスケットがマニホールドにきれいに張り付いていたがガソリンが染みていた(平面性が悪いという事)ので、エンジンを外さないで研磨する
 
 完璧には出来ないが黒い部分がずいぶん減った
 砥石をあてて、水は使えないからCRCを吹きながら仕上げ研ぎまで・・・続きは明日

SACHSにモンキーのキャブを其の1

2009-08-12 20:57:33 | バイクもん

 とうとうこのお姿ともお別れか・・・雰囲気よく見ておいてね
 モンキーのキャブを分けてくださる方が現れました。本田さんというカワサキのバイクを専門に修理したはる(絶対にネタちゃいますから こち亀そのまんまや!)人なんです。落ち合った場所はアノ工務店の店先で、その場の雰囲気で路上で交換。息継ぎがひどく何とか走れる状態になってしまった。
 
 とうとうアクセルワイアーとキャブレターが分離した
 仕事があるので、夕方その本田さんの作業場へおじゃましたが解決の目処はついたが部品がない。そこで、後私が何とかするからとガタガタの状態で家へ帰る。明日から盆休みなんで墓参りとかの合間にキャブのオーバーホールと調整をする(私 全くした事がありません。頼みの綱は、本田さんがバラしてるのを見た記憶と本)算段をする。
 以下、明日へ

LACK ウオールシェルフ

2009-08-08 09:12:19 | リフォームもん

 階段の鉄骨と構造材とのスキマが30cm近くある
 一階から二階の玄関までの階段にデッドスペースがあり、本棚かなんか作ろうと思っていたが、斜面の為 じゃまくさいなぁ~と思っていた。
IKEAへ行った時、このジグザグの棚を見つけたので、寸法をメモし、設置出来るのを確認して買ってきた。
 
 45度に取り付けるって三角定規でライン引くんかい?
 まずは本体をジグザグに組み立てて・・・組立図を良く見ないと板をまちがえそう・・・まあ、問題はなし(イケアレベルやね)
 それを取り付ける金具を壁面に取り付けるんだが、金具を45度傾けた状態で取り付けなければならない(写真のような45度水準器なんて大工さんぐらいしか持ってないよ)
 
 水準器と糸を使って水平線を作る
 約130cmの水平線を作って、その水平線に対して角度を付けた金具3個を指定寸法に一直線上に取り付ける。スウェーデンの人は出来るかもしれないが、一般日本人では難しいなぁ。せめて金具を一つの板にして、水平に取り付けるように改善してほしい。
 
 キャップボルトの頭が黒とか金(センス悪!)やったらよかったけど
 以前のビリー(本棚)のキャップボルト頭は真鍮で品があったが、今回はユニクロメッキ(青色矢印)のダサイんでカッティングシートをФ15で切り出し、全てのボルト頭に貼った(黄色矢印)
 
 カッコ付けに本を置いてみる
 ええやん!!
 完成!
 どうでもええ事やけどIKEAにはVOLVOのワゴン それも240とか740,940,960なんかの四角いヤツで来て欲しい。そして、無造作にルーフキャリアー(絶対スーリー)に積んでボッ!ボッ!ボッ!と帰って。フォードの作ってる今のボルボはX せめて850まで。わたしやもう落第ですわ。

ガスケット制作

2009-08-02 18:59:09 | バイクもん

 インテークマニホールドに付いていたガスケットのカスを取り、砥石を軽く当ててみたところ平面が出ていなかった(穴の周囲の黒い部分が微妙に凹になっている)
 SACHSのご機嫌がイマイチ!アクセルを戻した時、エンジンの回転数がすぐには下がらず遅れてしまう。販売店で相談するとインテークマニホールド(エンジンとキャブレターを結ぶ管)のエンジン側のガスケット(パッキン)が破損していて外気が入っている為だと。ガスケットの手持ちがなく、ホンダモンキーのガスケットでええから交換したらええと。じゃあ自力で解決しますんで・・・・とモンキーのガスケットを求めて心当たりを聞いてみるが置いていない。何かの本で厚紙で作れると書いてあったのを思い出し、分解を決断(分解すればガスケットは破損するのが判っている)
 
 昔の暴走族宜しくポート研磨の真似事でほぼ平面になった
粗研ぎして、仕上げ研ぎ・・・包丁の砥石です
 ボルトを外すと案の定ガスケットはこっぱ微塵になったが、そのカスをきれいに取り除かなければそこから空気が入ってしまうんで、スクレバーで削って、その後砥石で平面出しをした。ほんとはエンジン側もすればええんやけど、エンジンを下ろさなければならないので止めた
 
 ノギスで精密に寸法を割り出し作図する
 平面出しが終わってCRCを吹いて拭き上げて、場所を変えて、コンピュータの前で寸法を測り作図してゆく。エンジン側だけでよかったけどキャブレター(ガソリンを霧状にし空気と混ぜる機械)側もついでに作図した。それを普通紙にプリントし、スプレーボンドを軽く吹いて厚紙(後述)に貼り付ける
 
 SMEの時と同じ様にガラスの上で、精密カッターコンパスとカッターで切り出す
 厚紙が厚すぎず薄すぎず・・・プリント用紙の中に入っている両面ツルっとした(コートはしていない)厚紙を使う事にした。ボルトで締め上げれば多少凸凹を吸収してくれそうなんで
 
 切り出して表面に貼った型紙をソルベントという軽いシンナーで剥がし、ノリもふき取る
  紙の切り出したバリ(返し)をペーパーで削り取りエンジンに合わせて寸法や形状の間違いを確認して組み付けにかかる
 
 エンジンの吸気側のポートに合わせ最終チェック
 慎重にインテークマニホールドを組み付け、昨年の2月28日の記事にあるようなゴムリングの脱腸も若干見られたので接着剤で補強し完成!
 
 ガスケットの残骸です
 エンジン始動!オッケー!だが、若干のアクセルの引きずりはある。ノーマルのモンキーのキャブレタターに交換すべきやなぁ。(アフターのキャブに交換してもええけどドロ沼になるからなぁ)こうゆう手のかかるのも外車の楽しみどころやね!(パチモンのホンダのエンジンの悲しさも)と内心は泣きたいがヤセガマンのおっさんでした。