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ドサ月記 goo evolution

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あちらのブログの裏話

BOSEがBOSEに~

2009-11-08 09:02:55 | AUDIOもん

 お馴染みのBOSE-501Z
相変わらず小さい
 今回、ある店舗で、実際にBOSEを使う事になった。BGM的に使うのと、Jazz系が多いという事でBOSE-501Zを使い、当初アメリカンな組み合わせで・・・と考えるとマランツぐらいしかない。マークレビンソンは価格的に絶対無理!。BOSEをドライブするのにこれや!ちゅうのがない(以前LUXをBOSEに繋いでもったいないオバケが出てしまった)。
 やはりBOSEをドライブするのはBOSEしかないやろ!という事でBOSE-1760Ⅱをチョイス。多分にPA(Public Address = 施設内放送)的になるやろうとの予想。
 
 MERIDIANの上にSONY、その上にBOSEのアンプという変態的な図
 ウチのリファレンスのMERIDIANを繋いで試聴。Jazzは全体的に綺麗に聞かすし、アンプが変わった事で力強さと細かく分析的なところが変わった。疲れるような音ではない。
 その後、マイケルジャクソンの「BAD」をかけてみた。BADの中で「ポコ!ポコ!」とタムタムのようなMIDIで作った音が、TANNOY-LUXでは左右のスピーカの間を行き来するのにMERIDIAN-BOSEでは試聴位置の耳元-目の前と移動してゆく。これは今までにない体験であった。(前2つだけのスピーカではの話)
 
 再生目的のCD
 ビッグバンド(モノラル)やMJQ、ハービーハンコック(古い時代の)、シカコの「Night & Day」など
 そこで、同じく音場が移動するEL&Pをかけてみたが、出だしのところでもはや聞く気にならなくなった。非常につまらない音に成り下がっていた。TANNOYがマイケルジャクソンを苦手とするように、BOSEのアンプはブリティッシュロックが苦手らしい。
 
 意地悪なCD達
 BAD(マイケルジャクソン)、ELP、ヴァンヘイレン、レッドツェッペリン
 CDプレーヤで変化があるのかとMERIDIANが数十台買えるSONYをつないでみた。Jazz系はそれなりに耳障りも良く、細かい所は目を瞑って・・・と。
 で、問題の「BAD」。
手元にマイケルは来てくれなかった。ELPも無難に聞かせ、MERIDIANではツライ ツェッペリンやヴァンヘーレンも無難に聞かせてくれた。
 BOSEにMERIDIANは悪い冗談でしかない組み合わせだったが、SONYでは物足りない。しかし、このBOSE-501ZのスピーカにはBOSEのアンプがマッチしている事だけは確か。ほら言いいまっしゃろ「BOSEが屏風にBOSEの絵を上手に描いた」オソマツ!

BOSE 501Z

2009-07-12 10:26:44 | AUDIOもん

 買った当初は今で言うドルビーデジタル(5.1chサラウンド)のフロント左右スピーカの目的でキララバッソ(古い!マイケルジャクソンが宣伝していたデカイテレビ クソ重かった)の横に壁から先の 「 門灯 」 のアームになったブラケットで固定していた。
 先週のジムランショックによりBOSEを引っ張り出す。BOSE 101 とYAMAHAのセンターウーハーとTechnics のへちょいトゥイーターで一つのシステムとして完成していたが、混成部隊よりも純粋なアメリカンという事でこちらを引っ張り出してきた。
 そもそもサラウンドシステム用として使い、その後事務所でMIDIのモニター的な使い方をしようとしたら、あまりの音の悪さに辟易してしまい、ナローレンジの 101 にしてお蔵入りした経緯を持つんで、私的には音が悪いイメージを持っている。
 
 BOSE は反射音もキモなんで、一つは TANNOY と同じ向きに、もう一つは部屋に平行に設置。
 TANNOY の銘板ぐらい小さい
 先ににも書いたが、本来はサラウンド目的で、当初はYAMAHA のサラウンドアンプ(また後述ね!)で駆動していたモノを古いとは言えホンマモンのステレオアンプで駆動する。プリには LUX の SQ38FD パワーは同じく L-505V (本来 SQ38FD のみで出力したかったが、サブスピーカ取り付けネジが欠損していたので取り付けれなかった。そのネジをネジ専門店へ探しに行ったが、M7で一応規格はあるが一般に制作しているのはないとの事。もし、4個作ってもらうとしたら万は飛ぶ事になる。)
 第一印象 ヘーこんなにダイナミックな音なんや~!けどえらいドンシャリ(特に低音がドンドンする)や~
 
 クソ重いセンターシステムを持ってあちこち。ピアノ(これはしてはアカン!)の上で、下向きに放射される低音をピアノと壁の間に逃がす事とトーンコントロールでほぼ満足の行くレベルになった
 満足出来るレベルになったのがピアノの上。これを本気でセットするには壁にじか付けするのが正解だと思われる。センターウーハーの実力はなかなかのモンやと今更ながら・・・・けど、耳に自信がなくなっているんで一応測定をしてみた。
 
 リスニングポジションでのデータです。
80Hz に異常なピークを持っているのが特徴で、、400Hz の盛り上がりは部屋の特性なんで無視して考えると中高域はすばらしい特性(モニター的かな)も持っていた。
 音のキレは TANNOY の比ではなく、マイケルジャクソンが快く聞ける。データーで見ると超低域が出ていない(聞こえもしない)のだが、重低音がさも出ているように聞こえる。直径 6cm 弱(たとえ2個駆動であっても)のスピーカでダイナミックさでは TANNOY を凌駕し、データーを駆使して作られただけあって測定しても破綻を見せないのが BOSE らしい。
 河口無線の担当者とのやりとりで 「この修理に出す505Vはパワーが生きていたんでこれに BOSE 繋いでいたんです」「それはもったいない!」