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10月31日の記事を参照して頂いてからこの文を読んで頂けると良く判ると思います。
3階に客をもてなす空間が2つある。その一つが座敷で、もう一つがこの部屋になる。まだ、この部屋にもてなすだけの調度が揃ってはいないので、私の趣味部屋となっているが・・・2階にキッチンがあるために、例えばお寺さんがお参りに来て下さった時のお茶を2階から運ぶか?という事を考えた。この部屋で応接している時に、2階でコーヒーを淹れて持ってくるのか?そう考えた時にリビングキッチンという考えが浮かんだ。大昔にヤマハかどこかが同じようなコンセプトのキッチンを出していたと思うが、需要がないので廃れてしまった。大概の家にそんなものを置いて、排水、水道、給湯、換気設備をするようなムダはしないだろう。
では、細かいところを・・・ベースはキッチンボードなんやが、レンジスペースがあるのは困るし、作業スペースがないと困るんで、なかなか見つけられなかったが、ニトリで発見。シンクは、東洋キッチンで台の上に陶器のシンクを置くというのがあったが、恐ろしく高価なんでパス。タイル職人さんに相談し、手洗いの大きいヤツでやろうとなった。水栓はTOTOの混合栓、シャーワー付きで、左下の扉の中に配管し、ダミーの扉。真ん中は引き出しを外して捨ててしまい、冷蔵庫をビルトイン。その他はオリジナル通り(下部は、ほとんど跡形もない)、シンクの塵芥受け(一般の三角コーナー)がないので、レールを切断した金床(板金作業でこの上に材料を乗せて金槌でたたいて成型する)にタップ(ねじ)を切って、片手ザルを取り付けて間に合わせた。こんなんでも十分もてなしのコーヒー、お茶は淹れられるし、後片付けも出来る。