
一昨年、このブログで書いた「ご近所探訪」カテゴリーの「酒屋です」の酒屋で手に入れたじゃばら酒というリキュール。これのソーダ割りがバツグンにうまかった(風味と酸っぱさがピカイチ、レモンの比やない)が、それ以来手に入らなくなってしまった。北山村にしかない「じゃばら」という柑橘系の果実は判っていたので(ネットで北山村から販売されているのだが、ネット販売は大嫌いなので・・・)今年の9月に那智勝浦へ旅行した時に道の駅をかたっぱしから回ったが、「じゃばらポン酢」以外目にする事は出来なかった。しかし、勝浦の「ホテル浦島」で念願のじゃばらとご対面する。そこで買ったのが「じゃばら100%果汁」である。もう一つあったが、それは混ぜ物があったのでパス。そこのおっちゃんがじゃばら飴をくれた。これも又美味!。

家に帰って同じくソーダ割り。(ソーダはウヰルキンソンの王冠タイプが最高)それ以外のモノ・・例えばガムシロップ等は不要であった。このじゃばらというモノを手に入れたい。勝浦のおっちゃんは、11月からじゃばらの果実が解禁になる。買ったじゃばら100%はその時に絞って冷凍保存し、順次解凍して売っていると。
調べると、北山村の観光センターで売っている。11月下旬には果実も売るらしい。

観光センター隣にある道の駅にじゃばらがある・・・和歌山の道の駅は取扱品種が極端に少ない。農作物を買うなら「めっけもん市場」(調べてね)に行く方がいい。・・・ここは北山村名物「筏乗り」場でもあるし、キャンプも出来る。

昨日早朝より南阪奈から御所、吉野から国道とは名ばかりの山道へ、と思っていたら意外と整備されていて、山道だが快適に・・・途中落石で迂回路が指示されていた。以前(20数年前)来た時は、村(川上村とか上北山村とか)とは名ばかりで、家屋の見えないところを走っていたが、迂回路では何と!村の中を通っていった。そして国道へ出る寸前にじゃばらの集荷場らしきところの前を通った。じゃばらがカゴにいっぱい。こりゃええワイ!

道の駅へ早速入るが果実がない。聞けば11月下旬から一般出荷。(もう11月下旬なんですけど)めぼしいじゃばらモンを買って、しょうがないので、来る道の無人スタンドでじゃばらを売っていたので早速引き返し100円也で買ったが、一盛りしかなかった。
畑にもじゃばらの実が見当たらないし・・・北山村以外で栽培出来ないように管理しているように思えた。

無人スタンド付近で農家のおばさんに話しを聞くと、じゃばらは集荷されて大きな工場で絞られる。又、酒は酒造メーカー(マンズワイン)でワイン化され、その評価を受けて「じゃばら酒」を作った。(じゃばらワインは買う気にならなかった 柑橘類でワインとは変)じゃばらの皮で白ソックスをこすると汚れがよく落ちるんで「じゃばら石鹸」を作った(めちゃ高かった)等。私たちがという言葉は一つもなかった。
誰が主導権を握っているのか益々判らなかった。
帰りは新宮へ出て、海岸線を勝浦、白浜、和歌山と遠回り(山道は気分が悪いと同乗者)一泊したい距離ですわ。
今朝、早速トーストにじゃばらマーマレードを頂きました。