たらこ賞味期限改ざん 博多っ子本舗 解凍日を製造日に 福岡(西日本新聞) - goo ニュース
確かに一部には悪質な改ざんもあるが、大半は認識不足や誤解が原因だ。こないだも某有名饅頭の材料表示の順番が間違っていたと、地元のニュース番組で袋叩きにされていた。
マスコミのこうした過剰反応が消費者の誤解を招いてパニックを引き起こしている。
福岡市東区のめんたいこ製造販売会社「博多っ子本舗」（上滝美生社長）がたらこ製品の一部の製造年月日と賞味期限を改ざんしていたことが１９日、分かった。同日立ち入り調査した福岡市に対し「１年間の品質保持期限内で在庫商品の賞味期限を付け替えた」と不正を認めている。
同社によると、偽造したのは今月６‐１１日に親会社の卸売会社「ニチモウ」（東京）に出荷した無着色たらこ１４００個（１個７０グラム入り）の一部。多めに生産した製品を冷凍庫で保存し、出荷した日付を製造日として袋ごと交換した。
食品衛生法で製造日から９０日以内と定められた賞味期限も同じ袋に表示。今年７月に製造した商品もあり、賞味期限切れが販売されたという。
商品はニチモウを通して九州を含む全国に流通しており、博多っ子本舗が回収を急いでいる。上滝社長は西日本新聞の取材に対し「うすうす気付いていたが放置していた。賞味期限に対する認識が甘かった」と話している。
