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ArduinoUNOでブートローダーを書き込む

2014-02-21 | Arduino

 Arduinoを使用し、何かを作り恒久的に使用する場合は、組み込み用の自作のArduinoを用意すると、コスト的に有利ですし消費電力も軽減できます。
組み込み用の自作のArduinoを作る場合、AVRマイコンにブートローダーを書き込むことが必要となります。ブートローダー書き込み済みのAVRマイコンも販売されておりますが、今回は手持ちのArduinoUNOを使って,ブートローダーの書き込みができるようですのでチャレンジしてみました。
ArduinoUNOを使ったブートローダーの書き込みは、WEB上に多くの記事が書かれておりますので、それらを参考にしました。

準備するもの
 ArduinoUNO 本体
 AVRマイコンチップ ATmega328P-PU
  ブレッドボードとジャンピングリード線
 ArduinoIDEがインストールされているパソコン
 ブートローダーを書き込むソフト(今回は optifix.Zipフォルダーをダウンロードして使用:ダウンロード先はこちら
   optifix.Zipを解凍し、ArduinoIDEのフォルダにコピーする。optifixフォルダには optifix.pde と optiLoader.h が表示されます。
  optiLoader.hファイルをメモ帳で開き1行目の #include<WProgram.h> を #include<Arduino.h>に変更し保存する。

  
Arduino本体とブレッドボードを利用した配線
 ほとんどの場合セラロック(16MHz)は使われていませんが、セラロックがないとブートローダーが既に書き込み済みのマイコンチップを装着した時に、書き込み失敗と同じ表示になりますので、区別するためにセラロックを付けることにしました。



 

ブートローダー書き込み手順
 配線したブレッドボードとArduinoUNO本体とPCを接続する

ArduinoIDEを起動

 
Arduino UNOの設定
  ツール→マイコンボード→Arduino UNO
  ツール→シリアルポート→それぞれのシリアルポートを設定
 
optifixフォルダ内の、optifix.pdeを読み込みコンパイルする


ArduinoUNO 本体にアップロードする

シリアルポートをクリックしボーレートを19200bpsに設定
   この設定がされていないと文字化けして表示される。

ブートローダーが失敗した時の表示

  
ブートローダーが成功した時の表示

 ブートローダーが書き込まれたATmega328P-PUのテスト

  ATmega328P-PUをArduinoUNO本体に差し込み、01.Bacic→ Blinkのスケッチをアップロードしてテストする。
  13ピンのLEDがチカチカすればOK。
 

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