下手の横好きのスクラップブック!!

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プリンターの廃インクエラーを解除

2020-04-18 | 修理・オーバーホール

 

廃インク吸収パッド限界エラー解除ツール


エプソン プリンターEP-707Aを、コピーで使用中に突然のエラー。

E-11廃インク吸収パッドの吸収量が限界に達しました。
エプソンの修理窓口に交換をご依頼ください。
の表示がでた。

もともと互換インクを使用していたので、修理を依頼するつもりはないが
念のため費用を調べると ¥10,000以上かかるらしい。

そこで自前で修理ができないか調べてみたら、この限界エラーを解除できる
専用解除キーなるものが存在することが分かった。

この解除ツールはWic Reset Utilityといって、アマゾンや楽天で¥1,000-ぐらいで
購入することができるようなんで、チャレンジすることとした。

廃インクタンクの取りはずし
インクカートリッジの取り換え時と同じように、スキャナーユニットを上にあげ
矢印部分のネジを外します。

前面のパネルが外れます。本体とパネルの間に配線がありますが
切れないように慎重に扱います。
さらに、全面右側の〇印のネジを外しカバーを取ります。

カバーが外れると、中に廃インクの排出をするチューブが見えます。

 

ネジ2本を取り外し後、矢印の突起部分が本体の穴にはまっていて、
そのままでは取り外しができないので、⊖ドライバー等でこじりながら
下に引くとタンクが出てくる。

取りはずした廃インクタンクの状況

タンク取り外し後の本体部分。
廃インク排出のノズルが見える。

タンクの中のフェルトを洗浄後、乾燥した写真

 

乾燥後のフェルトを挿入後隙間が空いたので新しいフェストを追加した。

フェルトを挿入した廃インクタンクは、解体時と逆の手順で本体に取り付ける。

 


プリンターのリセット
Wic Reset Utility占用解除キーを購入後、ソフトをダウンロードし
パソコンにインストールします。
インストールの手順や解除手順は下記のページを参考に行いました。

https://reset-tools.com/wicreset/
http://jouir-jp.com/WICResetUilitymanual.pdf

 

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HONDA発電機 EG550のオーバーホール

2012-06-08 | 修理・オーバーホール

HONDA発電機 EG550のオーバーホール
昨年3月の東日本大震災の停電時に、久しぶりにHONDA発電機EG550を物置から持ち出しましたが、エンジンがかからず肝心な時に役立たずでした。
その後も1年以上放置のままでしたが、気を取り直しオーバーホールにチャレンジました。
エンジンがかからないので、燃料系と点火系を重点に分解掃除!!

ガソリンタンク
ガソリンを入れたまま長いこと放置したため、中に錆やら固形物が固まっており揺するとゴソゴソ音がする状態です。
中の燃料を抜き、タンク内をを水洗いし2日間天日干しをして水分を飛ばしましたが、ガソリン給油口からのみの作業ですので完全に洗浄は困難です。
また、燃料の吐出口にフィルターが入っていて完全に目詰まり状態!これも洗浄しておきました。

キャブレター
キャブレターは長い間ガソリンを入れたまま放置していたため、中の燃料や不純物が固化してフロートは動かず、また、ノズルも詰まった状態でした。
キャブレターを分解し掃除・洗浄を行い、さらに細いスチールワイヤー(荷札の針金等)でノズル穴をつついて掃除します。
掃除・洗浄後組み立てて、燃料パイプを接続したところ、燃料がオーバーフローしてパイプから流れ出てきました。
フロートの動作が不完全可と思い、再度入念にキャブレター内を洗浄し取り付けしOKと判断!?
       

スパークプラグ
プラグは若干摩耗した状態で使用できないこともなさそうでしたが、この際取り換えることとしました。
使用されているプラグの型はNGKのBMR4Aですが、何店かの店で探しましたが同じものを見つけることが出来ません。
唯一BMR6Aを扱っている店があり専門家に聞いてみたところ、数字の違いは熱価(自己洗浄能力)が異なるが使用は可能とのことでそれを準備しました。
     

分解・洗浄・組み立てを繰り返し、専門家のアドバイスも受けながら、20日間ほどでようやくエンジンがかかるようになりました。

電源周りの点検
操作盤の中のコネクターが抜けかっかており、これを手直しし出力データを測定したみました。
 

出力定格


電圧チェック
105v前後で安定しています。

電流測定
    
回転負荷の起動電流7.22Aでも動作OKでした。

周波数および波形チェック
  
周波数は50Hzでほぼ安定しています。波形には高調波が含まれていますが正弦波に近い状態です。

今回の故障は燃料を入れたまま長期間放置したことが原因のようです。
通常保管の時は、キャブレター内の燃料を使いきること、また、長期間使用しないときは、燃料を完全に抜き取って保管することが肝心だと肝に銘じました。


 

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