太陽光発電の発電データ記録

住宅用太陽光発電の発電データや関連するデータ・情報の記録です。

我が家の太陽光発電 2011年9月の発電量

2011-10-04 10:51:28 | 太陽光発電

9月の盛岡の日射量は120.3時間で平年比97%と発表されています。前年は132.2時間で前年比では91%となります。
一方発電量は前年比で88%となりさらに比率が下がってしまいました。全天日射量の比較をしないと解りませんが、発電効率の低下も危惧されます。


日刊工業新聞社発行の「太陽光発電システムの不具合事例ファイルに、我が家のシステムと同じ内容の記事が報告されていました。
2010年7月に初版第回が発行されすでに1年以上経過しております。
それによると、運転年数の経過とともに発電量が下がり、発電量期待値との乖離が年々大きくなっていることが報告されております。
この報告のシステムでは、設置された太陽電池モジュール38枚の内、実に12枚に不良個所が見つかったと記されています。実に38%の不良率になります。
運転開始が1998年7月で、11年目で調査された内容です。

本書のまとめによると、「本太陽光発電システムは調査訪問時の時点ですでに太陽電池モジュールの性能保証期間を過ぎていましたが、年乖離度の推移をみるかぎりでは、これらの不具合が保証期間後に発生したものとは考えにくいと思います。しかし、定期点検の実施が徹底されておらず、また、点検技術も未熟な現状を鑑みると、本件と同様のケースはほかにも少なからず存在している可能性を否定することはできないでしょう」と結んでおります。

まさしくその通りで、我が家のシステムも、それに該当するものと確信します。
この本が発行されてすでに1年以上経ちますが、メーカーからは何の連絡もなく、こちらから調査依頼をしなければ、そのまま放置されていたものと少なからず怒りを覚えます。

我が家の年間発電量の推移


シャープ製の太陽電池モジュールが10年以上経過した設備で全数無償交換された事例も報告されており、太陽電池の経年変化による発電量の低下は今後年数を経るに従い問題となりそうです。

設置後10年を過ぎた我が家の太陽光発電のページには


太陽光発電 2011年8月の発電量

2011-09-08 13:26:49 | 太陽光発電

8月の天候について、気象庁報道発表資料が9月1日に発表されました。
盛岡での日射時間は132.5時間で平年比89%と低くなりました。
我が家の太陽光発電は発電量259.8kwhでこちらも相当低くなっております。
詳しくは全天日射量の数値で比較が必要ですが、発電効率のチェックも必要と思います。
設備を設置した10年から12年前には、太陽電池の寿命は20年以上で発電効率の低下は10年で10%程度と言われておりました。
発電効率が何%低下した時点が寿命なのかわかりませんが、実際には想像以上に低下しているようです。
皆さんのところではいかがでしょうか?

我が家の太陽光発電の発電効率は設置当時の半分以下になっているようです。12年使用でこんなにも低下するものでしょうか?





太陽光発電 2011年7月の発電量

2011-08-02 10:08:03 | 太陽光発電

我が家の太陽光発電 2011年7月の発電量

7月の天候について、気象庁報道発表資料が8月1日に発表されました。それによると、当地盛岡を含む北日本では、上旬に気温が高くなり、また日射時間は太平洋側で多くなっております。
盛岡での日射時間は171.8時間で平年比134%と多く、昨年と比べると39.8時間も多くなております。(昨年132.0時間)
我が家の太陽光発電は発電量337.5kwhで前年比105.9%でした。昨年より発電量は増えておりますが、日射量の多さに比べると発電量はいまいちで太陽電池の効率低下が影響しているように思われます。

太陽電池の経年変化による発電効率の低下については、現在メーカーに問合せ中で、その間2回設置現場で調査点検を受けております。すでに40日以上経過しておりますので、そろそろ結論がでるものと思っております。

 

参考資料として最高気温推移と最低気温推移のグラフを添付します。
その中に太陽電池モジュールの温度も入っておりますのでさんこうに願います。