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VLOOKUP関数の列番号設定の落とし穴

2011-02-01 | エクセルのツボ

VLOOKUP 関数の設定が旨くいかないとの相談を受けました。
VLOOKUP関数は表引きをする時の関数で、VLOOKUP(検索値,範囲,列番号,検索型)

 と引数が4個必要です。検索値を範囲で指定した表の左側の列で上から検索し、

見つかった行の左側から列番号目の列のデータを返します。

相談を受けた内容を下の表で再現すると、D6のセルに所属NO.の番号を入力するとE6の

セルに該当する所属名が表示されるという内容です。

 

E6のセルには次のように計算式が入力されており特に問題が無いようにも見えます。
=IF(D6="","",VLOOKUP(D6,$H$6:$M$11,2,FALSE))

しかし、結果は所属名のセルに「0」が表示されるだけで希望するデータが表示できない状況です。

いろいろ調べていくうちに、シート内の別の表のレイアウトの関係で、検索する範囲の

別表の列が結合されていることが解りました。

通常は別表の表の列数「2」を指定すればOKなのですが、この場合列が結合されている

関係で列を指定する列番号の数値が変わることになります。

別表の列数を最初からカウントしていくと、所属名が入力されている最初のセルは左から

4番目になります。

従って列番号の列数の指定を「2」から「4」に変更すると正常に検索値が表示されるように

なりました。
=IF(D6="","",VLOOKUP(D6,$H$6:$M$11,4,FALSE))

なお、検索範囲の指定は「$H$6:$M$11」、「$H$6:$K$11」どちらでもOKのようです。

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