water steppe memo

日々、考えていることをここに記します。
ブログと呼ばずに「日記」としたいところです。

トータルでトントン、後に結果オーライ、次に希望

2015年04月17日 01時56分21秒 | 真面目な話
デザインが気に入って買おうと思ってたのに「最後の1個、展示品のみです!!」と推され、いざ買うとなったら案の定「在庫ありましたので」ってなると、なんか私が騙されて浮かれて買ったみたいでモンヤリするじゃないですか。またこれが「よかった新品ありましたよ」みたいな話しぶりで裏から出てこられて、コノウ見え透いた嘘を付くんじゃないよ、と。もちろん、本当にそうだったという可能性は無きにしもあらずですが、仮に本当にそうだとしても「ウソっぽい」と思われた時点でどういうこっちゃという話です。販売ノルマなのか実績なのかわかりませんが、そういう目先目先でやってると、中長期的にお客が離れるんじゃなでしょうか、と調子こいたようなわかったようなわからんような説教を言いたくもなりますよ、、、。

、、、とは確かに思うんですけど、いわゆる店員さんという職業が、目先目先を追わなくてもいいような、お店やブランドに中長期的なコミットをできる存在なのかと言えばなかなか難しいとも拝察するわけです。いや、中長期的なコミットをできる方もいらっしゃると思いますけども、そうじゃない方がいらっしゃってもおかしくはないでしょう。中長期的なコミットをできる立場になる為には、今日明日のノルマを達成しなければならないかもしれません。接客業が根源的に持つ大変さもあります。そう思い巡らせば、私は、
「嘘つかれたので、このブランドもお店も2度とつかいません」
だの
「なんだか嫌いになりました」
だのと言うのも気が引けるし、もちろん嘘を推奨するわけでは決してありませんが、際どいセールストークを駆使してでもなんとか買ってもらおうとする店員さんの気持ちもわからんでもなくなってしまうわけですよね。買わせてやるという気概がいいぞ、という気分にもなったりならなかったりして。嘘はイカンですが。

そもそも、何十万円も何百万も払ったわけでもないんですよ。数年に1度の5,6万の買い物に、曇りも引っかかりもない接客を求めるのも、過剰要求というと言葉が過剰ですが、まあちょっと違うような気がするんです。気に入った物が適正な価格で入手できたんだからいいじゃないか、と。

という事で結局、私は少しモンヤリしながらも気に入ったデザインの物が買え、店員さんは閻魔様に舌を抜かれるリスクを負いながらも販売実績ができ、お店とブランドはそのイメージ価値を僅かに削りつつ大切な今日の売上が入るという、トータルでトントンとでも表現できる状況かなあと。それに、数日も使えば愛着が湧いて、そんなことどうでもよくなってしまい、既に結果オーライです。何か必要になったらまたそのお店とブランドを検討し、グッと来るものがあれば買うでしょう。その時に、私に売った店員さんが中長期的なコミットができる立場になっていて、それに基づいたど真ん中健全なセールストークを駆使してらっしゃって、私がモンヤリせずに気に入った物が買えて、お店やブランドのイメージ価値を削らずに売上が入るような、そういう状況になっていたら嬉しいなあという希望を述べて、今日の文章はこれまでです。

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