water steppe memo

日々、考えていることをここに記します。
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ベルリン‐コペンハーゲン旅行、その62_ニューカールスベア美術館、前半

2016年09月28日 00時29分47秒 | ベルリン_コペンハーゲン
デンマーク中央駅近く、雨のニューカールスベア美術館。ニューカールスベア美術館の開館時間は、デンマーク国立博物館より1h遅いらしく、国立博物館を見終わってから向かったら、まだあいていませんでした。雨の中、開館を待つ方々。


チケット売り場とコインロッカーが地下にあって、ものすごい行列でした。時間が無い方はヤキモキするかもしれません。

中に入ると、温室風の空間。


ドームがいい感じ。


ニューカールスベア美術館は、世界的ビールブランドであるCarlsbergの創業者の息子さんがコレクションしたものをベースとしているそうです。ニューが付くのは、親子喧嘩別れして、別会社になってた頃に建てたからとか。
本来の名前である「NY CARLSBERG GLYPTOTEK」(参考)の通り、彫刻系の展示が多くなっています。


彫刻なんだから当たり前なんですけど、立体的。


無造作というといいすぎですが、並び方に意味がありそうでなさそうで。


かなり現代的な美人さん。


叫び。


首だけコレクション。


首だけコレクション、その2.


いろいろコレクション。


鼻や耳だけコレクション。


鼻や耳だけのは当然ですが、首だけの像も、元は立像だったり胸像だったりしたんだと思われます。歴史のどの段階でそうなったかはわかりませんが、やっぱり失われていくものなんですよね。そういうのを残すには、カールスバーグほどの資金力が必要なのかもなあ、、、とか思ったりしました。

手首から先と、さらなる場所が失われている像。


色が珍しい。いわゆる古代ギリシャの彫刻が白色であることにも、いろいろ話があるようです。


古代エジプト系の像もあります。姿勢が良い。


瞳が綺麗な猫。


他の猫。


エジプトの壁


暗い道の奥には、、


棺がたくさんありました。


窓の外には、考える人。