搭乗したはいいものの、なかなか飛行機が動かなかったんです。この飛行機が遅れているというよりは、空港全体で止まっているようで、お隣のホンコン行きA380もまだ出発出来ていませんでした。
機内放送をよく聞いていなくて、なんで止まっているのかよくわからなかったんですが、まあ確かに雨が比較的強かったような気もしましたので、それだったのかもしれません。再開して飛行機が滑走路に向かいましたら、誘導路にまあ飛行機の連なること連なること。
実は私、飛行機が遅れてしまってかなりヤキモキしていたんですよ。そもそも遅い時間の到着便だったのに加えて出発が遅れ、シェムリアップのホテル頼んでいた送迎の時間を大幅に過ぎてしまい、ホテルのWEBにあった送迎時間の期限を過ぎるのが確実になってしまったんですよ。送迎の車が帰っちゃったりした日にゃあ、いったいどうやってホテルまで行けばいのか。バスがあるわけないので、その辺のトゥクトゥクをふんづかまえるしかないのかなあ、、、などと思いながら夕食を頂きます。
私はだいぶ前に飛行機を予約して席も決まってたんですが、どうもその周りは韓国人のツアー客さんのようでして、団体の中にポツンと私がいるような、そんな感じでした。乗っているのはアシアナ航空で、フライトアテンダントさんはとうぜん韓国の方。食事はどっちにしますかをずーっと韓国語で聞いて周ってて、なんとと言いますか当然と言いますか、私に対してもその流れで韓国語で聞いて来られたのです。私がポカーンとしているとほんのちょっと「しまった」という顔を為さった後、ちょっとづつ英語になっていった結果、出てきたのがこちらです。お肉の炒めものでした。美味い。アシアナ航空はご飯が旨い。
この後は、飛行機の到着予想時間にヤキモキしながらボケっとしながら過ごしました。窓の外の景色を撮ろうとしても、まあ漆黒の闇。でも時折見える灯がいったい何の為のものなのか、調べようにも調べられない感じが私は好きです。
約5時間30分のフライトの後、見えてきましたシェムリアップの街が。向かって右にあるのがシェムリアップ空港、そこから伸びるのが国道で、真ん中がシェムリアップ市街です。アンコールワットはこの写真で言うと下の方にずっと行くとあります。
着いたら地面に降ろされるタイプの空港でした。ターミナルまで徒歩です。またそのターミナルがちっちゃいし薄暗いというかアジアの地方空港のイメージそのまんまだのなんのって。
送迎はどうなるんだろう、とヤキモキしながら進みまして、機内で書いた健康に関する質問用紙を提出し、今からVISA申請カウンターに並ぶ方々を横目に、電子申請していたVISA(e-VISA)を使ってイミグレーションを通過して、特に調べられもしない税関検査もほぼ最速で通過した結果、外に出たらそこにはお客を待つホテルの送迎の方々でいっぱい。なんだ、待ってくれてるんですね。
写真はお世話になった飛行機。
予約してたホテルの人を見つけて、ミニバンみたいな車に連れてってもらって、飲み物貰ったり冷えタオル貰ったりしていたら「他にもお客がいるから待っててくれ」とのこと。気にせず待っている間の、車の冷房のギンギンっぷりに、ああ東南アジアに来たんだぞという気分が高まります。ということで、いろいろ準備してイミグレーションとかをササッと通った分の時間は、この待ち時間で殆ど相殺されました。
こちらは無事ホテルの前に着いた時の1枚。ホテルの前の大通りです。もう12時を回っていたと思いますが、人通りがポツポツ。
チェックインは英語で、色々説明を受けましたけどもまあ適当に聞き流して、ホテルの部屋へ。
ぱっと見はいい雰囲気で、まあ値段を考えると十分十分でした。けども、窓はありませんでした。窓がないのにビックリした事以外は、まったく問題ありませんでした。シャワーを浴びてこの日は就寝です。