water steppe memo

日々、考えていることをここに記します。
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アンコールワット旅行、その17_遺跡第1回廊のレリーフ3の3

2015年04月14日 22時57分49秒 | アンコールワット
第1回廊のレリーフ、最後のセットです。


猿のキャラクター。ラーマーヤナで猿と言えばハヌマーンが有名ですよね。真・女神転生にもハヌマーンが居らっしゃったような記憶があります。


何の動物に乗っているかで、このキャラが何の神様かを判別したらいいのかもしれませんが、果たしてこの動物は何なのか。


馬とも麒麟とも思える動物の戦車。


孔雀と思しき鳥。


この辺りのシーンは、「芸能山城組ケチャまつり」のケチャで演じられてるところ、そのもののはずです。インド発祥の物語を日本人がインドネシアの舞踊で演じているのを新宿で見て、それをカンボジアでも見るという、アジアのグルグル感がたまりません。

次の3枚のうちのどれかに、シーター姫が自らの貞淑を示す為、自ら火に飛び込むシーンが描かれているはずです。






大軍同士が合戦してその中で有名キャラが八面六臂の活躍をする雰囲気の良く感じられる1枚。


聖ヴィート大聖堂に行った時(参考:プラハ旅行その31)も思ったのですが、テレビもゲームもCGも無い頃の方々がこれを見たら、感動し胸躍っただろうと想像できるわけですよ。コンテンツだったんだろうなあと。それが何百年か経って、観光地としてのコンテンツになっているってのも、けっこう面白い歴史の巡り合わせだと私は感じたのですが、皆さんはどうでしょうか。

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