<1月5日>
ゆっくり起きて、わたしがたいそうお気に入りのハンバーガーをノーチョイスでみんなに食べさせて、お土産ショッピングして、夕方寝して、お家で最後の晩餐して、丸9日間パナマに滞在していた友人夫妻が夜の便で帰っていきました。
新婚旅行で来ていた二人が、パナマでパナマハットを買って帰っていった。これから先パナマハットをかぶるたびにきっと今回の旅行を思い出してくれるんだろうな、かぶらなくなってもきっと新婚旅行の記念にずっと大切にとっておいてくれるんだろうな、と勝手に想像してじーんとしてしまった。そしてその時の夫婦のやりとりがとてもかわいかった。
(パナマハット店にて)
夫:オレ、パナマハット買おっかな。
嫁:いいっちゃない。
夫:(嫁の名前)、買わんと?
嫁:うーん。麦わら帽子もっとっちゃんねー。
夫:そっか。
嫁:(鏡の前で試着)
夫:(嫁の名前)、めっちゃ似合っとるばい。買ったほうがいいって。
嫁:うーん。
夫:(嫁の名前)、買わんと?ホントに?パナマでパナマハット買わんでいいと?
ワタシ:(夫の気持ちを察して)たぶんおそろいで買いたいとって、買ってあげりって(嫁に向かって)。
嫁:え?
ワタシ:そうやろ?(夫に向かって)
夫:うん。(←かわいい)
ワタシ:これを見るたびパナマと私を思い出してくれたらうれしいけん、買いー。
嫁:(笑)そうやね、じゃあ買おっかね。
とっても似た者夫婦で優しい言葉ばっかり出てくる二人だったので、終始いい感じやなぁと思いながら見ていました。いろんなハプニング(カリブ海漂流事件とかドレスコードひっかり事件とか)も何でもいい思い出にしてしまうような、そんなポジティブなカップル。九州男の男気溢れる旦那さんとは初めましてだったけど、熱い魂にシンパシーを感じてすごく仲良くなれた、っていうかわたしがとても気に入った。嫁の変なところに気づいているけれど、特にどうこうしようともせず、変わってるなーとそのまんま受け止めている様子を見て、夫婦とはこういうことか、と改めて感じた次第であります。
結婚おめでとう。そしてBuen Viaje!(よい旅を)