田無大勝軒 2019年5月オープン

初めに
http://taisyouken.web.fc2.com/sub2.html
こちら↑今から約10年前に作成されたと思われるWEB
このページに保谷大勝軒が掲載されている。
今から8年前に保谷は現在地に移転した。
永福町で修業された方（すなわち保谷の先代）は既に亡くなられている。
厳密に言えば今現在保谷には永福町で修業経験者がどなたも不在で
いわば亡き先代（保谷の創業者）から継承された方達でやっておられる。
さて前置きが長くなった。
2019年5月にオープンした田無大勝軒。店主は保谷でやっていた方である。
田無の店主に私が単刀直入にお聞きした事、それは
Q.永福町大勝軒の暖簾分け店ですか？
すると田無の店主は「私は永福町大勝軒で働いていたわけではないので
暖簾分けかと聞かれればそれは違います（暖簾分けではない）」と。
男性店主とのやり取りを傍らで聞いていた2人いる女性従業員の内の1人が
「暖簾分け店ではないが永福系という事で理解して下さい」という主旨の
返事をくださった。

中華そば（2玉）800円
白地に黒文字で田無大勝軒という白暖簾が店頭にありそれを潜って
店内すぐ左手に食券販売機。ちなみに中華そば小が750円なので
瞬間的に2玉の方が値打ち感があると。迷わず2玉の券を購入した。
草村商店のカレンダー。その壁の近くのカウンター席に座る。
Spaghettiてぼを使用。円柱で深型。容積が大きいので2玉すっぽり
このてぼであれば麺茹でもばっちり。食券を提示時、少しやわらかめに
とお願いした。ちょうど良い茹で上がりで満足。
スープはこれぞ永福系！
永福系の気分の時にはここ田無大勝軒をオススメする。
自分がイメージする永福系そのものの味。
麺2玉をぐいぐい食べさせるコク、味の濃さ、しっかり感。満たしている。
細かい事を言えばチャーシューは三鷹大勝軒や勝やのチャーシューの方が
より私好み。でもラードによってもたらされるものや煮干し出汁の存在感
それらは田無大勝軒の方が標準的（永福系スタンダード）と私は思う。