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矢守の麺許更新

成績が悪くても人は困らないけれど
愛想が悪い機嫌が悪いのは困ります。

はやしまる背脂煮干【オススメ】

2019-05-13 17:30:00 | かづ屋系
麺屋はやしまる@高円寺
私が月1で訪問するリピート店(都内指折りの店)
この日私が食事をしていると偶然
かづ屋の数家店主が一般客に混じって来店され
平日限定メニューを数家さんは食事されていた。
周知の通りかづ屋とはやしまるは師弟関係で
師匠が弟子の店で一般客に混じって食事する様子
それを部外者の私が傍からチラ見するという構図

偶然とはいえ師弟関係を覗き見する機会に恵まれ
両方の店のファンである私としては感慨深かった!

お二人の会話も興味深かった(内容はオフレコ)


背脂煮干しらーめん(平日限定)860円

番手8か6くらいの切り幅の広い平麺を使用
麺線の厚みは杭州飯店よりも薄め
揉みは施されておらず平たいフラットな麺線

タマネギが大きさと言い食感と言いジャスト!
重要なのでもう一度同じ事を書くけれど
不均一な大きさのタマネギはサイズが私好み
そのうえ食感も小気味好い(且つ臭みは皆無)

みずみずしいという表現がタマネギに対して
不適切な表現であれば撤回するけれど
とにかくタマネギが効果的な役割を果たした。

画像の通り網で濾された背脂がたっぷり

えんみ(塩味)、塩のきかせ具合が強めで
この辺りの匙加減は、はやしまる店主のセンス

非凡なセンスを作り手が持ち合わせている事
それを今回の限定メニューを通じて再認識
する事ができた。収穫、実り多き一日となった。

追記
支那ソバ談義によると
http://www.kaduya.co.jp/wp/2019/05/2504
「新潟の扇弥醤油を加えた」とのこと。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なるほど。どおりで杭州飯店を連想させるわけだ。
杭州飯店では扇弥醤油を使用されているようだし。

つけめん はやしまる

2019-04-30 19:00:00 | かづ屋系
つけめん 800円

麺量2玉
トッピング ちゃーしゅー 250円

はやしまるの麺は自家製
北海道産中力系小麦粉2種類をブレンド
滑らかで風味の良い麺です。
食感は野暮ったさが無く適度にソフトです。
ソフトという表現は誤解を招きそうなので
補足すると「密」です。
ぎっしりと詰まっています。

つけ汁の味は塩のきかせ具合が強めで
麺を端から端までじゃぶじゃぶ浸して食べる
という事はせず、私は徐々に派です。
つけ汁の中にメンマと
さらにメンマと同じ形状に切り揃えられた
刻みちゃーしゅーも入っています。

かづ屋の餃子

2019-04-16 18:30:00 | かづ屋系
マスター(数家さん)に会いに行った。
マスターのブログ『支那ソバ談義』に最近
はやしまるが記事にされていないので
従来は度々はやしまる訪問記
とりわけ期間限定メニューを食べた後の感想など
『支那ソバ談義』に綴られていた。師弟関係、
そういう交流を私ははやしまるファンの一人として
マスターのブログを楽しみにしていたのに
ところが最近、ん?どうして登場しない?
かづ屋とはやしまるの間で確執でも?
というわけで単刀直入にその想いをお伝えした。
するとマスターはとたんに表情をゆるめて
確執については明確に否定された。
にも関わらず私は畳みかけた、マスターが数ヶ月前
はやしまるで味噌らーめんを食事されたでしょう、と
はやしまる店主林さんはそれがブログに出るかな、と
林さんは少し期待されていたようですよ、と告げる。
するとマスターは先程と同様に表情を緩められた。
ここでは詳細は割愛するが
ブログをなかなか更新できぬ事情がおありのようだ。

全くもって私の余計なお世話に対し
マスターは上手に「いなした」
「客あしらい」がマスターは上手い。

最近私は会う人会う人にはやしまるを薦めていて
昨日も樹庵氏がSNSではやしまるの事を呟かれていた
が、文中の知人というのは実は私の事である。

さて前置きが長くなった。
タイトルの『かづ屋の餃子』について
荏原町しなてつの餃子の皮の方が
とりわけ皮の厚さという点において
私としては馴染みのある一般的な餃子の皮
といった印象である。
一方、かづ屋の餃子の皮は荏原町しなてつよりも
皮が厚い。皮に特長がある。
この皮にぎっしり餡が詰まっている。
包子の中に空洞がない。隙間がない。
この凝縮感。かづ屋餃子を象徴している。

タレについて。かづ屋の餃子タレは独特。
ニンニク醤油で味わう。
皮が厚いのでタレをじゃぶじゃぶつけて喰らう。
いつまでも咀嚼し続けていたくなるような旨さ
で、まるでおだんごを食べているような錯覚も

おだんごというのはとても褒め言葉には聞こえ
ないので、何か他に良い表現は無いかな。
なにしろ皮。この皮がかづ屋餃子の長所である。

餃子定食 864円
画像にはうつっていないが、麦ごはんも付く。
さらに餃子2個増しはプラス108円でオーダー可



はやしまる@高円寺【再訪】

2019-02-04 18:54:15 | かづ屋系
汁なし担々麺(麺の量:中盛、ごはん付、スープ付)
料金前払制税込950円也
麺が主役の汁なし担々麺で、香辛料の刺激は控え目です。
麺を堪能するためにこのメニューを注文して正解でした。
繰り返しになりますが、麺が美味しいです。
重要なのでもう一度言います。麺が非常に美味いです。
単純に好みです。
内心、林店主に弟子入りを申し出たい。それ程ここの麺が好きです。
今日は野方の十八番(オハコ)の人が手伝いに来ていました。
林店主のサポート業務をされていました。
そのオハコの人がはやしまるでの昼間の勤務を終え
「それではまた来週」と林店主に告げて自転車で去っていきました。
週一程度かなお手伝いに来られているようにお見受けしました。

今日の麺は先日私がいただいた時よりも麺線が僅かながら細い
といった主旨の事を林店主が言っておられたが
ちっとも細さの事が気にならない。それ程に生地がしっかりしていて
麺を勢いよく引っ張っても容易に切れません。
切れ麺が無く、コシのある、そして味わい深い麺です。
のど越しが良いです。腹持ち、食後感も良いです。

聞いたところによると「4~5年前から」変わっていないそうです、
今の原材料(小麦粉)と配合のまま。



はやしまる@高円寺【麺 オススメ】

2019-01-31 17:30:00 | かづ屋系
味噌らーめん 860円
麺屋はやしまるの冬の風物詩といえば味噌らーめん

ほんのりタイ料理っぽい風味も奥の方で感じられるが
それっぽいスパイスの使用有無は不明。たぶん使われていないと思う。
刺激的とまではいかないが、芳ばしく、少し複雑な味わい。

茹で野菜(モヤシ主体で他にキャベツやタマネギ)が盛られ外見上
一瞬、スープの味がモヤシらによってぼやけてしまうのではないか?と
心配になったが、私が勝手に抱いた先入観は良い意味で裏切られた。

麺が素晴らしい。もっちりとした感触の麺で
丸刃なのか角刃なのか判別しにくい麺(切断面)
かづ屋系は断面が角の、麺線の輪郭がくっきりしたタイプの麺だが、
はやしまるの麺はタイプ的にそれらと異質の多加水麺である。
林店主にお聞きしたところ
修業先(かづ屋さん)の麺とは全く違う。オリジナルという御認識。

プルるんとした弾力性とさらに麺単体の美味しさ、味の良さが印象的。

はやしまるの麺の素晴らしさについてさらに続けると
味噌らーめんにもこの麺はバッチリ合うし
看板商品のつけめんもこの麺であれば2玉は楽勝に美味しく頂けそう。
汁なし担担麺もこの麺であれば食べる前から確信が持ててしまう。

万能型の素晴らしい麺。

焼豚も、麺に負けないくらい高品質。
燻した香り、しっとりとした感触、味の良さ。

メンマも味が良い。スープと馴染んでいてクセがなく食べ易い。


角煮丼 280円
量が多くないので少しごはんものを欲する気分の時にはちょうど良い。
角煮の味付けは中華居酒屋おつまみ的。そういった類の調味料のはず。


次回は近日中に汁なし担担麺かもしくは塩つけめんを食べに行きたい。