ハマナスさんに本を送って頂いて仲間と回し読みをして楽しんだ「舟を編む」。
舟を編む@三浦しおん
舟を編む
パソコンの普及で辞書を引く機会が激減しているmiy。
それが先日パソコンで入力できない漢字がでてきて
ホントに久しぶりに辞書の出番
何とかJISコード入力でできないか?と調べたのですけど
漢和辞典に文字はあってもそういう漢字に限ってJISコードがない~
たとえば吉の上の部分が土になっているもの等など。
いやぁ~。辞書にはあるのに入力できないなんて
やはりパソコンにも限界があるのねぇ~
そんな出来事の翌日に宮あおいファンの夫と観に行きましたの。
映画の原作本を基本的に読まない夫は
さして、面白みがわかなかった様子
宮あおいだけ見てる(笑)?
簡単に説明すると辞書作りに誇りを持ち
長い年月をかけて辞書を作っていくお話ですけど
松田龍平扮する真面目を絵にかいたような馬締光也も、
オダギリジョー扮するお調子者の第一人者のような西岡正志も
ひたむきに辞書作りに向かう姿勢が潔くて気持ちがいいのです。
オダギリジョー、とっても良かったわ
池脇千鶴も好き~
でも。が林香具矢は別に宮あおいじゃなくてもよかった気がするのよね~。
(やきもちじゃありません(笑))
切り口によってはプロジェクトX風になってもおかしくない設定を
とても面白い味付けになっているのがこれまた美味しいのです
だから、なんでも宮あおいを使えばいいってことはないと思うのですけど
平たく考えて映画的には地味な辞書作りの映画では
やっぱり宮あおいという花がなくちゃ駄目なのかしらん(笑)?
で、ネタバレになるので控えますけどmiyが楽しみにしていた
場面が映画にはなくって残念
でも馬締君の済む下宿が作り込まれたセットだと知って
もう惚れ惚れでしたわ
渡邊崇の音楽もとっても気に入りました。
石井裕也監督の映画で「ハラがコレなんで」でも使われていて
監督のお気に入りなのかも~
ついついそんなことも気になって雨のGWは石井裕也監督作品鑑賞三昧
ハラがコレなんで
「粋だねぇ~。」「風向きが変わったら損時はドンと行けばいいんだから!」
いやぁ~名台詞
川の底からこんにちは
どちらもどん底から力を振り絞る勇気あふれる雰囲気。
舟を編むの地道で長期間の作業と通じる部分があったわ~
元気の出ない時には笑えて勇気のでるこの2本もオススメです
今度は三浦しおんをもう少し読んで見ようかしらん
図書館予約で舟を編むを借りようとした場合1519人待ちですって~~
ハマナスさんに感謝です~~