ボネール島は石や岩でできた島である。
だから、畑など農地はほとんどなく、野菜などの栽培はできない。
野菜などは、アメリカや近隣諸国、オランダから直輸入するするしかない。
だから、諸物価はかなり高い。
きょうは、そんな島の北方面をご紹介しましょう。
島の北の中心の街は、リンコーンで、そこから一本道で北上すると、広大な自然公園に行き着く。
北の大部分は、この自然公園である、といってもいい。
自然公園に入るには、入り口にゲートがあり、15ドルを支払う。
料金を払ってゲートをくぐると、割と良く整備された砂利道が北方面へと続く。
まわりはほとんど平地で、サボテンが多く見られる。
しばらくこの荒野を走ると、目の前に海が見えてくる。そして、小高い丘の上に、白い灯台が見えてくる。
ここが島の最北端にほど近い。
ほど近いと言ったのは、別に最北端の地があるからである。
最北端の地は、旧灯台があったところで、ほんの数十メートルしか離れていない。
その写真は後日、当ブログでご紹介する事とします。
この灯台は、前に当ブログで紹介した(当ブログ12月19日参照)南側の灯台とは異なり、四角い灯台である。
南北ともに、最近お化粧直しをしたばかりできれいである。
灯台の周りには何もない。
見渡す限り、荒涼たるサボテンの原野と海である。
この日は、風が弱く、海も静かである。
見渡す限り石と岩ばかり。
そんなところにサボテンの子供があちこちに芽を出している。
灯台を後にして島の西側方面に行くと、同じような光景が目に飛び込んでくる。
ただ、少しばかり、海岸線が平らになってくる。
さらに西側方面に回り込み、南方向へと向かうと、島で一番高い山(ブランダ山240m)が目の前に現れる。
この山へ登山するには、早朝にゲートをくぐらねばならない。
さらに公園内の砂利道の西側道路を南へ向かうと、途中、BOKA SLAGBAAIという休憩施設があり、この前の海では、海水浴もできる。
この日も、かなりの家族連れが遊びに来ていた。
この休憩施設を通り過ぎ、さらにかなり公園内の砂利道を走ると、先程入った公園入り口のゲートへとたどり着く。
この入り口近くには、風力発電用のミルがあり、この日はゆっくりと回っていた。