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MIUコンサルティングオフィス・社会保険労務士三浦剛のブログです。

みずほFG:既卒も「新卒」扱い

2011年01月13日 | 雇用
【みずほFG:既卒も「新卒」扱い…13年春採用者から方針】
    《毎日新聞 2011年1月13日 2時34分》より

 みずほフィナンシャルグループ(FG)は12日、大学を卒業して一定期間がたった既卒者も新卒扱いとして採用活動を行う方針を明らかにした。13年春入社の採用から実施する方針。早ければ12年春入社に前倒しする可能性もある。未曽有の就職難で就職先未定のまま卒業する大学生が増加していることを受けて、政府が経済界に対し、卒業後3年以内の既卒者は新卒と同様に扱うよう求めている。商社や地方銀行などで受験資格拡大の取り組みが始まっているが、採用人数の多いメガバンクでは初めて。

 みずほFGは、卒業後2~3年の既卒者を新卒と同じ基準で選考する方向で検討を進めている。採用機会を広げることで、有能な人材の確保を目指す。

 今春卒業予定の大学生の就職内定率は、昨年10月1日時点で57.6%と過去最低の水準。既卒者になると就職活動がいっそう厳しくなるため、政府は卒業後3年以内の既卒者は新卒とみなし、採用対象に含めるよう経済界に求めていた。

 みずほFGは傘下のみずほ銀行やみずほコーポレート銀行などと合同で、今春に約900人を新卒採用する方針。

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 「卒業後3年以内の既卒者は新卒とみなし」がだんだんと広がってきましたね!
 少しずつでも良くなって行く方向へ歩みを続けて欲しいものです。

 また、経団連は「就活は大学3年12月から」指針を正式に発表しました。
 こちらも一歩一歩ですが、着実に進んでいるように感じます。
 大学新卒者の就職活動が早期・長期化問題の解決に向けて、会社説明会など採用に関する「広報活動」の開始時期を「3年生(大学院生は修士1年)の12月1日以降」とする指針が正式に発表されました。

 対象となるのは国内の大学や大学院に在籍する13年春入社予定の学生(現在の大学2年生)からです。会員企業の順守を期待します。

 また、企業の採用活動との違いが必ずしも明確でなかったインターンシップ(就業体験)については、採用活動との明確に切り離し(採用選考活動とは関係のない活動に限り認める方向)で検討されるようです。

 ということで、本分に戻って学業等の学生生活の充実、自分磨きをがんばってください!