寒蘭 「濃紅29170」の植替え

この蘭は2017年10月にwoodyオークションで棚入れしました。

商品の写真をみると弁幅は細いものの大輪濃紅花でキレのある花型をしており気に入りました。

翌2018年に我が家でまずまずの初花を見たものの、その後は薬害によると思われる奇形に咲いたりといじけていました。

今年は大きな蕾が見えていたので支柱を立てようと棚から出すと、バルブが5号鉢一杯になっていました。

前回の植替えは2021年5月なので3年半経過したことになります。

痛みかけた葉先もあるのでソロソロ限界かと開花を待たずに植替えをすることにしました。

土を開けてみると、根も鉢いっぱいで本当に限界でかろうじて根痛み直前の雰囲気でした。

手を抜くと直ぐにこんな事になります。

前4条（左）と新仔休みの後4条（右）に割りました。

枝根を整理してそれぞれサイズダウンした4号と4.5号に植えました。

2本の花茎のうち、1本は残してみました。

昨晩は蕾だった花が今朝は開き始めていました。

寒蘭 「国旗」の開花

今年も2本の花軸が上がりました。

長く作っていますが花数は3、4輪で木も大きくなりません。

なかなか増えません。

2022年の花はこちら。

強風対策

台風21号から変わった温帯低気圧が明日土曜日に当地を縦断します。

秋雨前線を刺激して今日から明日にかけて最大10mの強風と大雨も予報されています。

外棚の花が風で擦れてダメージを受けないように、一時蘭舎内の元の位置に戻す事にしました。

全部で35鉢ですが、ラベルに元棚の位置を書いているので簡単です。

<before>

<after>

寒蘭 「三世冠」の開花

いつも1番乗りで花開く「三世冠」、弁先にかけての妖艶な紫色は他の花では見られ無いように思います。

「三世冠」は大好きな花で今年は4鉢から花軸が伸びてきました。

(昨年の花はこちら)

この「三世冠」を使って花会に出品する時の花軸の立て方と花の向き(第1花と頂花の向きを揃える)の修正を練習することにしました。

Oさんに一から教えて頂きました。

この花は第1花を少し右に、頂花を左に捻ってみました。なかなか、向きが揃いません😅

第2花と第3花は花軸の同じ位置から出ています。

カンヌキと呼ぶそうですが、これがあると審査の対象にならないとの事です。

この花は出品するわけではないので、一花もいで見ました。

審査の場合はもぎ取ると直ぐに分かるそうです。

　

支柱を外すとやや右に傾きました。

なかなか難しいですね😅

他の鉢でも練習してみます。

Oさん、ありがとうございました。

寒蘭 支柱立て ー 「桃花02327」

支柱立ての作業が花軸の伸びに追いついていません。

葉の下で曲がりくねったものや遅い花芽も次々に顔を出します。

本来はもう少し早く（10cm程度に伸びた頃）に済ませてしまうそうですが、なかなか手が回りません。

色出し用の外棚も満杯になりました。

この花は、2022年３月に西土佐産の桃花で棚入れしました。

翌2023年12月に我が家での初花が咲きました。

とても綺麗な桃色で気に入りました。

今年は蕾数が多そうです。

少し力がついてきたのかもしれません。

花形と花間がもう少し良くなるのを期待しています。