あれから3週間、挿し木苗は新芽を出しました。
ず〜っと猛暑日の連続でどうなるものかと思っていましたが、エビネ会のIさんから教えて頂いた腰水を張る背面給水で100%活着しました。



高知の深山に初めての山アジサイ採取に行きました。
どんな場所に咲くのかもわからず、植林地の杉や檜の下に群生しているのかと思っていました。
渓流沿いの荒れた林道を奥へ進みます。
少し開けた場所に車を降め、川沿いを歩くと透き通った水の底まで石がくっきり見えました。辺りにはせせらぎの音と、時折鳥の声が響くだけです。
そして見つけました,
林道の山側斜面に、淡いブルーの山アジサイがひっそりと咲いていました。
用意したハサミで枝先を切り、水を張ったバケツに入れます。
山アジサイは株ごと掘らず、気に入った枝を挿し木で増やすのがマナーです。
たくさん採れば作業も大変なのでほどほどにし、河原で弁当を広げました。
誘ってくださったMさん、案内してくれたIさん、同行した皆さんありがとうございました。