Pura Vida!

すきな音楽の事やガーデニングや家族の事など、日常の出来事を綴っています。

『動的平衡』面白い本と出会いました

2013-06-02 | 好きな言葉・詩
                        

”生命はなぜそこに宿るのか・・・”と、いうサブタイトルのついた 福岡伸一著の『動的平衡』読みました。

生物学者のハカセ先生の本だから、難しいぞ。。。と、かまえて読み始めましたが、

かまえたのは初めだけで、文章が面白く第1章のなか頃からだんだん引き込まれていきます。

もうすぐ二回目の振り返り読みも終わる予定 内容を種明かし?をしてしまうので、多くは語れませんが・・


『最近、一年過ぎるのか早過ぎない??』と、ぼやきまくっていた私は
”なぜ大人になると時間が早く過ぎるようになるのか”と、いう疑問を生物的に解き明かしている箇所、納得できました。

年齢を分母にして一年を考えるから短くなるのではなく、原因は年齢とともに新陳代謝の速度が遅くなってるからだったのね・・・・。


* え?脳で考えていたのではなく、消化官の神経細胞が関係してたのか~~~

* 私たちの身体の中はミトコンドリアにパラサイトされてたとは!

* 『人類アフリカ起源説』なるほど・・なるほど・・。

* そうか!アンチ・エイジングは賢いあり方なんだ!

* “自然は歌に満ちている”のくだりは、ロマンチックな小説のようです。

* タイトルの『動的平衡』とは。



あとは、読んだヒトだけのお楽しみ





月の詩

2011-12-10 | 好きな言葉・詩
                  
             ゆっくり欠けていく月を見てます。


   天空からのパワーをあびて、感謝と祈りの中で幸せを全身に感じる満ちた月も

   欠けた心の隙間に虚脱感が入り込み、せしがないこの世のつらさが身にしみるかけた月も


                     
           残された時の中でこれから何回みるんだろ・・・
            
           そのどちらも、しっかりと顎をあげてみていこうっと。

              分かち合えるよろこびとともに

   
                                by MISA♪
  


神はどこにいるか

2011-03-24 | 好きな言葉・詩
未曾有の天災から二週間が経とうとしている。



大地震・大津波・原発事故

続く余震の中、計画停電・電車の運休・物資の買い占め・食品の放射性物質汚染・・・



被災地の方々の疲れは限界にきていることでしょう。

現地での恐怖とは比較にはならないけれど、

遠く離れた首都圏でも、次第に深刻さをましてくる 見えない放射性物質の恐怖に脅えています。




こんな事が起こって、何かが覚醒させられた。


今まで小さな事に不満をもち、なんて贅沢に生きていたか・・。

自らを反省する時を持つ事が出来た期間だった。



また同時に、まわりの人々の本質がみえた2週間でした。


いろいろな事を感じ、考えた。とてもよくわかった事もあった2週間でした。




学生の頃に心を打たれ、私の生き方の指針になっている作家なのだが

現在、某新聞に掲載している 曽野綾子さんのオピニオンはかかざす読む。

そして毎回、強く共感する。


以下、要約抜粋させて頂く。




・・・希望をもって喜び、苦難を耐え忍び(中略)貧しさを自分のものとして彼らを助け、旅人をもてなすように努めなさい。

(中略)喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい。互いに思いを一つにして・・・

                                『ローマの信徒への手紙』(12・15) 


・・・できれば、せめてあなた方は、すべての人と平和に暮らしなさい。自分で復讐せず、神の怒りに任せなさい・・・
                                        
                                『ローマの信徒への手紙』(12・18~) 





キリスト教では、

神は決して、天の高みや人の心の中にいるのではなく、今、目の前にいる人の中にいる。

その人というのは、

時には、病み傷つき貧しく惨めな姿の人、歪んだ心根の人で、その人の中に神がいるということだ。

だから、救済者が弱い人に仕えるのは、その人の中に潜む“神に仕える”ことなのだ。





・・・愛の条件は、

忍耐と情に深くあること。ねたみを持たず、自慢や高ぶりを示さない事である。自分の利益を求めず、恨みを抱かず、

不義を排し、真実を尊ぶこと・・・         『コリントの信徒への手紙』(13・4以下)




聖パウロは、

愛は、母が地震の時、我が子を自分の体で覆って守るのと同じ姿勢で他者を守り、

信じる事をやめず、望みを失わず、

しかし・・それでも、事が好転しない場合には、神話の巨人が天を支えているように

自分を必要としている者を、下から支え続ける事だ と、定義している。


















終戦記念日に・・・

2010-08-15 | 好きな言葉・詩
Soldiers Surprising Their Loved Ones: PART ONE




マイミクのMaroさんが教えてくれた動画。



このような映像が、他にもたくさんアップされていました。

観ていると胸が熱くなります・・。




終戦記念日の今日。



毎年この時期はTV等で、戦争についてのたくさんの特番が組まれ報道が流れますが、

終戦記念日が過ぎると、示し合わせたかのように終わってしまう・・。

忘れることなく、知り得た事実や感じた痛みは次の世代へつなげていかなければなりませんね・・。



愛する者を案じる気持ちには、時の流れも国境もこえます。




この映像を観ることで、私達それぞれが戦争について考える時を持ち、

ともに平和を願う一つの切っ掛けになればいいですね。








夕方から夜にむかう空

2010-06-21 | 好きな言葉・詩
梅雨のあい間の、夕暮れに染まる空。

もうすでに夜の空気に変わった風が

むし暑さに汗ばんだ私の身体から

熱をとってゆき、肌にここちよい・・。


徐々に夜にそまっていく薄青いそらと

木々をかたどった黒色の影に、赤い輝きを放ちながら沈んでゆく太陽とが

織りなすグラデュエ―ションに

一瞬ごとに、とぎれることなく刻まれてゆく 『時』 を思う・・。



                BY MISA  2010.6.21   2階の窓で












二サッタ

2010-01-26 | 好きな言葉・詩
学生時代は、”本を読まないと眠れない”状態で、毎日、必ず本を開く時間があったはず・・・

息子達が幼い頃は図書館に行って、絵本や児童書と一緒に、読みたい本を2週間ごとにたっぷり借りこんで読んでいたし・・・


それに 


私は大学の時に取れなかった『司書教諭資格』を、子育てをしながらわざわざ?放送大学で取得したほど、本が好きなはずなのに・・・





いつからか・・・


読書どころか、”ばったんキュ~”と、意識がなくなるように寝てしまったり、寝ながらTVを付けていたり・・


読みたい本を買って、『さぁ!読むよっ~』と、座ったとたん・・疲れから眠気がきて活字がぼやけてきたり


通勤時間はもっぱら爆睡タイム



”疲れているから”などと、自分に言い訳をして!



ようするに・・昨今、私は、あまり本を読んでいません。



今年は、本を読むのだ   買ってきました。
         
                   私のなまえをカタカナで書いたみたいなタイトルの本











秋の色

2009-11-06 | 好きな言葉・詩

           カレンダーも残すとこ、あと一枚・・・。


           あれほど、にぎやかだった虫の音も、


           気がつけば、まったく聞かれなくなって・・・静かな晩秋。




           モノトーンの冬をむかえる前に


           つきぬける空の下、ぬくもりの中で


           いのちの色を輝かせよう・・・。



                        by   MISA♪









すきな詩(うた)  その2

2009-05-14 | 好きな言葉・詩

               まっかなりんごより

               色むらのある

               葉陰のりんごの方が

               あまいのだと

               知っている人は

               少ない



               日の当たらぬ場所で

               今もじっと

               やさしさを

               たくわえている人が

               いることも


                    (尾引 光子著)

旅立つ日

2008-11-16 | 好きな言葉・詩




ある朝目覚めたら 神が待ってた     いつかは誰もみな迎えがくると
命に終わりが来るとそっと知らされた   わかっていたはずなのに他人事(ひとごと)のようで
どうして僕だけが旅立つのか?      夕陽がいつもより美しくて
運命のさざなみに声は届かない      知らぬ間にあふれだす感謝の気持ち
一番近くの大事な人よ           今まで一緒に歩いた人よ
しあわせだったか?それが気がかり   残していくことを許してほしい

※もしも僕がいなくなったら        君と会えて幸せだった 朝の空見上げ、微笑んで
最初の夜だけ泣いてくれ         僕はきっと日差しになって見守っているよ 君のこと
君と僕が過ごした歳月(とき)を     ※
思い出しながら見送って

君と会えて幸せだった 朝の空見上げ微笑んで
僕はきっと日差しになって見守っているよ 君のこと
見守っているよ 君のこと

すきな言葉

2008-11-08 | 好きな言葉・詩
     人が自己の感情を完全に表現しようと思ったら、



        言葉は何の役にもたたない。



     そこには音楽と詩があるばかりである・・・



                (萩原朔太郎『月に吠える』序)


         

   

理想の詩(うた)

2008-11-02 | 好きな言葉・詩
  


    バカなようで考え深く
 
    ふざけているようで

    真面目。

    冷たそうで温かく

    悲しんでいるようで

    常に歓び

    貧しいようでいて

    人を富ませており

    何も持ってなさそうで

     全てを持っている


    そんな人に なりたい。   

              (山西千津子著)