Pura Vida!

すきな音楽の事やガーデニングや家族の事など、日常の出来事を綴っています。

和太鼓との共演でした

2008-01-27 | 家族
長男の大学の演奏会に行ってきました。

今回は和太鼓と方々の共演で、外の寒さを吹き飛ばすような、熱いコンサートでした。

長男が大学に入学してからと幾度となく、息子達の演奏を聴かせてもらっていますが、演奏の始まる直前にみんなの気持ちが一つになる一瞬がたまりませんね。

一人ひとりの心臓の鼓動や呼吸まで伝わってくるような一瞬の音のない時・・・。
心で話す音のない空間・・・。

それは、どんな小さなコンサートでも同じですね。


私は、和太鼓の演奏の知識は全くないのですが、魂を揺さぶられるような気持ちになるのは、やはり日本人だからなのでしょうか。

しばらくの間、コンサートに行く事が出来なかったので、今日は久々に楽しい時をもてましたよ。 ありがとう

厳冬の熱い一日でした。

がんばれ!うつぶせ闘病記ー黄斑円孔 5

2008-01-15 | 外傷性黄斑円孔
** これは外傷性黄斑円孔と闘う高校生の記録です **


2007年8月30日

次男が夏休みの部活中に目の事故にあってから、もうすぐ2週間になろうとしている。
自然治癒の可能性もあるという医師の言葉を信じて、少しでも改善されれば・・・と、願うばかりであるが、やはり左目の状態は良くない様子で、電信柱や看板の淵などが歪んで見ると言っている・・。

手術だけはしないですめばいいのだが・・。
通院している医師の話によると、治癒するどころか失明の可能性も否めないなどという手術なんて、将来のある高校生の息子が受けるにはあまりに酷ではないか・・・!

出来る事なら・・代わってやりたい。
私のこの目でよければあげたっていい。
もう私はこの目で、充分に美しいもの素晴らしいものを見てきたから・・。
でも・・
息子はこれからなのだ・・
満開の桜や美しく水平線に沈む太陽、満天の星・・・
心を衝き動かされる多くのものを、これからその目で見なくちゃいけない・・。
多くの書物を読み、いろいろな所に行って、たくさんの人達と出会い・・・
そして恋をして、自分の生きていく場所を築いていかなければならない。

片目とはいえ失明し障害を負ったら、これからの人生を人より苦労することになるだろう・・。

そんな事を考えて、眠れない日々が続く・・。
夜中に、急に心臓がバクバクして息がつまりそうになって、目を覚ましたこともあった。

     *       *       *        *

私は、次男が事故にあってから、心に強く決めたことが一つある。

それは、息子にはその目の治療の事だけを考えさせてやりたいと思ったことだ。
たとえそれがわずかな望みのものであったとしても、最後まであきらめずに前向きに望んでほしい・・本人が治そうとする気持ちが、身体にとってなによりの治療になるばずだから・・。

だから、わずらわしい事や不安に思えるだろう事は私がすべてやろう。
息子には、嫌なことはなるべく関わらないようにしてやろう。
もう充分に傷ついているのだから、これ以上、心まで傷つけたくない・・・と。



その事の大きな一つは、学校との関わりであった。

今日になって、ようやく校長と顧問2人が自宅に謝罪に来た。
新学期が始まると忙しくなるので、その前に済ませておきたかったのだろうか・・。

私の方から、事故がおこってしまったものは仕方がないが、事故後の対応に疑問だと話す。

① これは部活中におこった事故である事。

② 顧問の監督責任について
  私学戦の試合中に、フリーになったボールを取りに行っていた時、先にボールをとった相手の選手が至近距離(約1m)から蹴ったボールが目にあったって、うずくまってしまった。その時の対応が、ピッチから出すだけで、すぐ医者に連れて行く等の処置がなされなかった事。
  その後試合終了後に、グランド横の水道で『目を洗って来い』など不衛生な指示を出した事。試合後も事故が起こったとは認識せず、状態を確認したり調べなかった事。

③ 部員が重体であると報告し欠席をしているにも関わらず、一度も顧問から状況を聞くなどの電話がなかった事。

④ 事故後10日目の8/28に、その日の診断結果を報告する為にこちらから電話をした際に、現場で試合を見ていたばずの顧問から『この黄斑円孔の原因は小石なんですか?』という無神経な言葉があったこと。     
                    など。

◎通院・入院などで欠席・遅刻が考えられるので、配慮してもらいたいという事。
◎そのために受けれない授業は責任を持って指導してもらいたい事。
◎進学の際、そのために学校推薦に不利にならないようにしてもらいたい事。
    
      言いたいことはたくさんあった。

視力の低下も避けられないだろうし、不自由になったら、将来の職業だって制限があるだろう。

先生達にとったら、3年たてばいなくなる生徒だが、本人や親は一生向き合っていかなければならないだろう。

息子は、この暑い夏も一日も休まずに部活に行っていた。厳しい顧問の指導も上手くなりたい一心で、先生を信じてやってきた。これから、大好きなサッカーが出来なくなるかも知れないし、将来なんだかの制限がある人生をおくることになったとしても、もしあの時、顧問がすぐ飛んできて親身になって対応してくれていたら、本人だって将来納得できる日がくるかもしれない。
そう考えたら、身体の傷と、もっと大きな心の傷を残したとは思わないか?


(今、振り返っても・・言いたいことはまだまだたくさんあるが・・)

顧問2人は身体を90度に折り、3分間くらい頭を下げていた。

私は・・・そちらの方を見る気にならなかった。

そんな事を望んでいるのでなかった。
そんな事は全く意味のないものだった。

そんな事より、もっと息子の心情を察してやって欲しかった。

学校にいる時間だけでも、あの子事を気にかけてやって欲しかった。

                    つづく・・。























今年もよろしく

2008-01-02 | 我が家
2008年、新しい年がスタートしました。

我が家は、穏やかな清々しいお正月を迎える事ができました。
やわらかい日差しの中で、家族みんなの笑顔が重なり合い、とてもしあわせな一年の幕開けです

元旦は、皆でららぽーとに行き、最近の運動不足を感じさせない見事な脚力で、それぞれお気に入りのブランドの福袋を、合計6ヶゲットしました


今年は、3月には昨年から担ってきた自治会の役職や、学校関係の役や職場での事などから解放される年であります。最後まで手を抜かずに務め、引継ぎをしっかり行えば・・・後は気が楽なものです!!一年間失っていた私の時間を取り戻せるばず・・・。


いろいろ自分なりに苦労した分、多くの事を学びました。
ひとまわり成長することが出来た自分を、これから、さらに高めていけるようにがんばります。

今年の目標は、『自然体』です。
余分な力を抜いて、わがままにならない程度に自分の感性だけを基準に生きていきたいと思っています。
そして本当の姿だけをみていこうと思っています。
すべてにおいて、最小限、必要なものだけ大切にしていこうと感じています。
原点にかえり、リスタートします。

そんな私ですが今年もよろしく。
がんばっている貴方のように、私も・・とりあえず一年間、”自分”を生きてみます。