大学の授業にかかわる話題

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わからないカタカナ語

2014年01月19日 08時15分22秒 | 学習支援・研究
日本語で言ってくれれば意味がわかるのに…
と思うカタカナ語ランキング

gooランキング
2014年1月12日(日)10:06

そのカタカナ、必要ですか?
主に西洋などから入ってきた「カタカナ語」――
いわゆる外来語には、すでに定着して
誰にでも通じるものが多いですが、近年になってから
入ってきて一部の世代にしか知られていないものや、
特定の分野・業種のみで定着しているものも少なくなりません。
1位:アジェンダ
2位:オーソライズ
3位:オルタナティブ
4位:エビデンス
5位:バジェット

このような一般的には通じないカタカナ語の中でも、
相手に使われて特に困るものとして
挙げられているのが、《アジェンダ》です。
《アジェンダ》は計画や予定表などを意味する言葉ですが、
ビジネスシーンでは検討・協議すべき課題や行動計画などを表現する際に
この言葉がしばしば用いられます。
同様に用いられるビジネス系のカタカナ語としては
予算を意味する《バジェット》、
プロジェクトにおける各作業工程の節目を意味する《マイルストーン》
などがありますが、あえて日本語から置き換える必要を感じないものがほとんど。
日本語だと伝わりにくいというものでもないだけに、
なぜ使う人が多いのか不思議ですよね。

ビジネス以外のシーン以外でも目にするカタカナ語としては、
《オーソライズ》や《オルタナティブ》、
《エビデンス》なども気になる人は多いようです。
「公認・承認すること」の意味を持つ《オーソライズ》の場合は、
「その件はオーソライズされているの?」といった使い方をされますが、
「その件は承認されているの?」と聞いた方が
誰にでも伝わるのは一目瞭然。
日本人のカタカナ語好きは有名ですが、
ここまでくると「日本語は将来どうなってしまうのか」と
心配になってしまう人もいるのではないでしょうか。

調査方法:NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション(株)提供の
「NTTコム リサーチ」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。
調査期間:2013/10/31~2013/11/1
有効回答者数:1,060名
このランキングのすべての順位を見る
http://ranking.goo.ne.jp/ranking/014/qruwAN7dYrde/

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大学・学長権限強化

2014年01月19日 00時14分51秒 | 学習支援・研究
<文科省>教授会の役割、法で制限を検討 
学長権限強化
毎日新聞社
2014年1月16日 23時59分
(2014年1月17日 05時23分 更新)

文部科学省は、あいまいさがある
とされる大学の教授会の審議事項を明確化して、
役割を事実上制限するため、学校教育法改正に向けた検討を始めた。
教授会については、大学の経営に関する部分まで
審議したり改革に異論を唱えたりするケースがあるなど
「学長のリーダーシップを阻害している」との指摘があり、
中央教育審議会なども見直しの必要性を指摘している。
文科省は今月24日に召集される通常国会の期間中に、
改正案を提出したい考えだが、大学関係者からは
「学問の自由が失われかねない」と
懸念する声が上がっている。【福田隆】

学校教育法は「大学には、重要な事項を審議するため、
教授会を置かなければならない」とし、
国公私立大に教授会の設置を義務付けている。
具体的には学生の入学や退学、留学などのほか、
卒業について審議し、最終的には学長が決定する。
文科省などによると「重要な事項」の範囲があいまいなため、
教授会が教育関連のみならず、大学の経営に関する部分まで
審議しているケースがあるという。また、
入試制度の見直しなど、大学全体で取り組みたい施策に対し、
学部ごとに設置された教授会の足並みがそろわない場合、
結果的に学長がリーダーシップを発揮できない事態になる。

教授会の役割については現在、中教審大学分科会組織運営部会で協議中。
昨年12月に公表された「審議まとめ案」では、
教授会が審議すべき事項として、
▽教育課程の編成
▽学生の身分に関する審査
▽学位授与
▽教員の教育研究業績等の審査--など
内容を具体的に挙げており、改正案もこれに沿った内容になる見通し。
解釈の余地をなくし、教授会の役割を事実上制限する。

文科省は当初、大学関係者の反発に配慮し、
教授会の再定義については、省令で対応する方針だった。
しかし、国際競争力の向上や留学促進、社会への貢献度アップなど、
改革のスピードを速めるためには、学長により強い権限を集める必要があり、
抜本的な「教授会改革」は避けられないとし、
省令よりも拘束力の強い法改正が必要と判断した。

◇教授会
大学の学部や研究科に設けられる機関。
教授で構成されるのが基本だが、准教授や専任講師も加えることができ、
大学の教育課程や人事、学生関連の事項を審議する。
教授会の審議を経て、学長が最終決定する。
私立大では学校法人の理事会があり、教授会とは別の組織。
最終決定権は理事会が持つ。

◇名古屋大大学院の中嶋哲彦教授(教育行政学)の話
大学を運営するときに人事と予算は切り離すことができない。…

教授会の権限の中から、予算など経営的な事項を制限すれば、
研究なども阻害され学問の自由が失われかねない。
教授会の位置付けは現状で良い。

◇昨夏、独自に教授会を学長の諮問機関に改革した追手門学院大(大阪府茨木市)の坂井東洋男(とよお)学長の話
教授会の権限を「教育」と「研究」に特化したことで、
教員が研究に集中できるようになった。そのためか、
科学研究費補助金の申請が増加し、
教員や授業に対する評価もスムーズに進み始めた。
他大学からのヒアリングも増えている。

◇名城大大学院の中島英博准教授(高等教育論)の話 
経営手腕があるなど適任者が学長になり、
権限が集中されるなら円滑な大学運営が期待できるはずだ。
しかし、学部長も持ちまわりで選ばれ、学長も経営手腕などにより選出されていない現状をみると、
法改正しても即座に大学の経営改革につながるとは考えにくい。

http://www.excite.co.jp/News/society_g/20140116/Mainichi_20140117k0000m040161000c.html?_p=1

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