ウマ年の相場格言は
2014年1月7日
写真:IG証券マーケット・コメンテーターの莇(あざみ)陽子さん
明けましておめでとうございます!
IG証券マーケット・コメンテーターの莇(あざみ)陽子です。
今年もこのコラムでは、資産運用の考え方や
投資のヒントとなるエピソードをご紹介していきますので、
お付き合いのほど、よろしくお願い致します!
まずは2013年を振り返ると、去年は
アベノミクスによる大幅な株高と円安が進んだ一年でした。
日経平均の上昇率は、約5割と、
第1次オイルショック以降で最大の記録となります。
日本経済が20年近く続くデフレと長期停滞から抜け出す
歴史的な転換の年となったと言えるかもしれません。
では2014年の見通しはどうでしょうか。
日本株のさらなる上昇が期待されるとの声もあがっていますが、
ここで、十二支にちなんだ相場格言をご紹介しましょう。
『辰巳(たつみ)天井、午(うま)尻下がり、
未(ひつじ)辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ、戌(いぬ)は笑い、亥(い)固まる、
子(ね)は繁盛、丑(うし)つまずき、寅(とら)千里を走り、卯(うさぎ)は跳ねる』
これは、「辰・巳の年は、株価が天井になる傾向がある」というように、
過去の経験則から言い伝えられる、
その年の相場の傾向を表しています。
実際に、2013年は、「辰巳(たつみ)天井」といわれる巳年で、
格言通り、株価は大幅に上昇しました。過去を振り返ると、
日経平均が最高値をつけた1989年や、
ITバブルの2000年も辰巳の年でした。
また、『戌亥(いぬい)の借金、辰巳(たつみ)で返せ』という格言もあり、
戌亥の年に借金をすれば、辰巳の年には景気がよくなって、
借金が返せるとも言われています。
2013年は、格言通りの年になったと言えそうですね。
では、今年はというと、午年は相場格言では、
「午尻下がり」の年と言われています。
「辰巳天井」の後に反落する年と位置付けられているようです。
1950年以降の傾向を見ると、
実際に午年は十二支の中でも騰落率の低い年となっています。
もちろん格言は将来を予見するものではありませんし、
必ずしもこの格言通りになるとは限りませんが、
投資のヒントとして過去の経験則を参考にしてみても良いかもしれません。
一方で、円安を背景とした日本企業の業績改善や欧米の景気回復、
日銀による緩和策の継続など、
株価に追い風が吹いていることは間違いありません。
今年は、国内では消費税率の引き上げ、
アメリカでは金融緩和策の行方などが大きな焦点となりそうです。
IG証券では投資のヒントとなる世界のニュースや
最新のマーケット動向を動画でお伝えしています。
今年もIG証券マーケットヘッドラインをどうぞよろしくお願い致します!
PRIG証券は世界16カ国にオフィスを持つグローバルカンパニー
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IG証券はロンドン証券取引所に上場し世界16カ国にオフィスを持つグローバルカンパニー、
イギリスIGグループの日本拠点です。
FX(外国証拠金取引)、CFD(株式、株価指数、債券、商品の差金決済取引)、
バイナリーオプションの提供を通じて
お客様の投資・資産運用を包括的にサポートしています。
詳しくはIG証券ウェブサイト
(http://www.igsec.co.jp/)をご覧ください。
PROFILE
あざみ陽子(あざみ・ようこ)
元日経CNBCキャスター。
「中国株式フラッシュ」「デリバティブマーケット」
「夜エクスプレス」など多数の経済番組でキャスターを務める。
また、テレビ東京のマーケット番組「クロージングベル」で
新興市場リポートを担当し、ジャスダックブースから
新興市場の値動きや企業ニュースを中継。
ファイナンシャルプランナーとして、
大手ヨーロッパ系アセット・マネジメント会社における
お客様向けセミナーをはじめ
各種セミナー講師の経験も豊富。
幼少期をオーストラリアで過ごし英語も堪能。
青山学院大学国際政治経済学部卒。
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http://www.asahi.com/and_M/living/TKY201312260073.html?iref=com_rnaviより
2014年1月7日
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今年もこのコラムでは、資産運用の考え方や
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お付き合いのほど、よろしくお願い致します!
まずは2013年を振り返ると、去年は
アベノミクスによる大幅な株高と円安が進んだ一年でした。
日経平均の上昇率は、約5割と、
第1次オイルショック以降で最大の記録となります。
日本経済が20年近く続くデフレと長期停滞から抜け出す
歴史的な転換の年となったと言えるかもしれません。
では2014年の見通しはどうでしょうか。
日本株のさらなる上昇が期待されるとの声もあがっていますが、
ここで、十二支にちなんだ相場格言をご紹介しましょう。
『辰巳(たつみ)天井、午(うま)尻下がり、
未(ひつじ)辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ、戌(いぬ)は笑い、亥(い)固まる、
子(ね)は繁盛、丑(うし)つまずき、寅(とら)千里を走り、卯(うさぎ)は跳ねる』
これは、「辰・巳の年は、株価が天井になる傾向がある」というように、
過去の経験則から言い伝えられる、
その年の相場の傾向を表しています。
実際に、2013年は、「辰巳(たつみ)天井」といわれる巳年で、
格言通り、株価は大幅に上昇しました。過去を振り返ると、
日経平均が最高値をつけた1989年や、
ITバブルの2000年も辰巳の年でした。
また、『戌亥(いぬい)の借金、辰巳(たつみ)で返せ』という格言もあり、
戌亥の年に借金をすれば、辰巳の年には景気がよくなって、
借金が返せるとも言われています。
2013年は、格言通りの年になったと言えそうですね。
では、今年はというと、午年は相場格言では、
「午尻下がり」の年と言われています。
「辰巳天井」の後に反落する年と位置付けられているようです。
1950年以降の傾向を見ると、
実際に午年は十二支の中でも騰落率の低い年となっています。
もちろん格言は将来を予見するものではありませんし、
必ずしもこの格言通りになるとは限りませんが、
投資のヒントとして過去の経験則を参考にしてみても良いかもしれません。
一方で、円安を背景とした日本企業の業績改善や欧米の景気回復、
日銀による緩和策の継続など、
株価に追い風が吹いていることは間違いありません。
今年は、国内では消費税率の引き上げ、
アメリカでは金融緩和策の行方などが大きな焦点となりそうです。
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PROFILE
あざみ陽子(あざみ・ようこ)
元日経CNBCキャスター。
「中国株式フラッシュ」「デリバティブマーケット」
「夜エクスプレス」など多数の経済番組でキャスターを務める。
また、テレビ東京のマーケット番組「クロージングベル」で
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ファイナンシャルプランナーとして、
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