大学の授業にかかわる話題

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セブン&アイ・ホールディングスの凄さ

2014年01月07日 17時17分17秒 | 学習支援・研究
セブン、初の世界売上高10兆円台へ 
15年2月期めど

SankeiBiz
1月7日(火)8時15分配信
 
流通大手のセブン&アイ・ホールディングス(HD)は
6日、傘下のコンビニエンスストア、セブン-イレブンが展開する
国内外の全店の売上高を2015年2月期にも
10兆円台に乗せる方針を明らかにした。
国内流通企業では初の10兆円突破となる見通し。
新規出店の加速や店舗の収益力向上などを図り、
13年2月時点で8兆5,000億円だった全店売上高を大幅に伸ばす。


セブン-イレブンは国内で約1万6,000店を抱える最大手のチェーンで、
セブン&アイHDが海外でも15カ国に3万店超をフランチャイズ展開している。
国内では今後、愛媛県など未進出エリアにも出店。
年間の新規出店は14年2月期の1,500店に続き、
15年2月期も1,600店を見込み、拡大路線を堅持する。

商品戦略ではレジカウンターで販売する入れたてのコーヒー「セブンカフェ」や、
高品質PB(プライベートブランド、自主企画)商品の「セブンプレミアム」の強化を急ぎ、
現在約67万円と2位以下に10万円以上の差を付けている
平均日販(1日の売上高)の上積みも目指す。

海外では、国内と同様に特定のエリアに集中出店することで、
物流の効率化や知名度向上につなげる「ドミナント戦略」を進め、
売り上げの拡大につなげたい考え。
セブン&アイHDの鈴木敏文会長は
「地域を単に広げるよりも、
出店の密度を高めないといけない」としている。

セブン&アイHDは総合スーパーのイトーヨーカ堂などを含めた
グループ全店の売上高も14年2月期に9兆5,000億円に達する見通しで、
国内小売り初の10兆円達成が目前となっている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140106-00000004-fsi-bus_allより

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ネット世界で「大人慣れ」しない学生

2014年01月07日 13時09分01秒 | キャリア支援
ネット世界で「大人慣れ」しない学生…
期間も短縮 就活の現状を分析

産経新聞
2013年12月27日(金)17:17

2015年春の採用に向けた主要企業の会社説明会が
12月1日に解禁され、大学3年生らの就職活動が本格化している。
12月が解禁日となるのは今年度が最後となる。
経団連のルール変更により、来年からは
3年生の3月に繰り下げられる。一方、
景気の回復期待により、企業の採用意欲は
高まることが予想されている。
企業の新卒採用と学生の就活事情を取り巻く環境は
大きく変化しており、新卒採用支援サービスを展開する
ネオキャリアは、「弊害もある」と分析する。

採用プロセス短縮、就業体験拡大…企業は対応に躍起
「昨年の2014年卒の活動では、
ボーダーライン上の学生が、早々に大手企業から内定を得る例が散見されました」
企業の採用計画を支援する、
採用インテグレーション事業部長の小櫃靖也氏はこう分析する。

従来は大学3年生の10月1日だった採用広報の解禁日が、
2年前(2013年卒の活動)から 12月に繰り下げられた。
広報期間が短くなった分、企業説明会が重なり、
その年の参加学生数は「7割に減った」。
人数が減っただけではない。
学生が業界研究に費やせる日数も減り、
「なぜこの会社を志望したのだろう、
と首をかしげたくなるような学生も増えた」と質の低下も招いたという。

そうした経験をふまえ、
「多くの企業がその対策を講じている」と小櫃氏はみる。

まず企業自身が、社内の採用プロセスを見直し、
スケジュールを短縮化した。
企業説明会から採用選考に費やす時間を短くした結果、
早々に内定を出すようになった。
「今年はさらに多くの企業が、採用期間を短縮しているとみられる」(小櫃氏)

また学生が企業と接触する機会の拡大の取り組みも広がり始めた。
実例として小櫃氏が挙げるのは、
大手就職サイトに掲載されているインターンシップ実施企業の数だ。
昨年は2,300社だったが、今年は4,100社超と、大幅に増加した。
「解禁日の前に、優秀な学生と接点を持とうとする姿勢が顕著です」

選考期間が短くなるため、インターンシップを採用活動成功の地ならし
と位置づける企業が増えているようで、
小櫃氏は「企業は今後も環境変化への対応が迫られる」とみている。

「大人慣れ」しない就活生が増殖!
環境変化は学生にも影響を及ぼす。

大学3年生の就職活動がスタートした一方で、
来春卒業の現在4年生の就職内定率は64.3%(10月1日時点、文科省・厚労省調べ)。
まだ多くの学生が活動を継続中だ。
企業の採用計画に沿って新卒の学生を紹介する、
就職エージェント事業部の橋本健一氏は、
同社の就職支援サイトに登録した学生のカウンセリングにあたる。

「就職サイトに登録だけして、あまり足を使わない学生が多いのが最近の傾向です」
会社広報の解禁日、学生はパソコンの前に座り、
一斉に会社説明会の予約を申し込む。
エントリーシートの提出もネット経由。
バーチャルな世界で「就活している気になっている」

「一昔前は、説明会の予約も電話で行いました。
手間はかかりますが、そこで社会人の方と話をし、
OB訪問をし、『大人慣れ』してから面接に臨めたのです。
今のネット偏重の活動だと、大人との接点がないまま、
いきなり面接となり失敗します」

「大人慣れ」するいい経験となるのがインターンシップだが、
枠が限られ、参加できない学生も多い。
そうした学生にとって選考期間の短期化は、
社会人と接する機会が減ってしまい、ますます不利になるかもしれない。

マッチング「壁は親」
同じく就職エージェント事業部の加茂敬一氏は、
サイトに登録した学生と、
求人企業との橋渡し(マッチング)を行う。

「これまで独自に採用活動で成果をあげてきた知名度の高い企業からも、
新卒学生の紹介を求められるようになりました。
不動産業や携帯移動端末など、
業績の上振れを見越した追加採用が多いですね」

求人があっても、学生になじみのない企業も多い。
加茂氏は学生を企業の採用担当者に何度も会わせ、
お互いの理解を深めながら採用選考をサポートする。
しかし、ようやく内定を獲得しても、
親の反対で内定辞退に至る例が多いのが最近の傾向だという。

反対理由はさまざまだ。企業イメージなど先入観で断る例や、
いわゆる『ブラック企業』であるかどうかを気にすることもあるという。

「ネットで検索すると、どんな企業にも悪い話はあり、
全てがブラック企業になってしまいます。
親御さんには、就職活動をするお子さんと同じように、
ぜひ企業研究をしていただきたいと思います」

高校受験、大学受験、そして就職活動と、
就活を受験と同列に考える親も少なくない。 

「就職は、学校に代わって会社に籍を置くということではなく、
自立して経験を積むとこであると教えてほしいですね」

「学業に専念できるように」と段階的に繰り下げられる就活解禁日。
しかし、選考期間の短期化により、
学生の企業理解が不十分になるなど弊害もある。
インターンシップが事実上の選考過程となることで、
参加できない学生にとっては不公平感が否めない。
一方、なかなか内定を得られない学生の活動は
卒業間際まで続き、現状は「学業に専念」
とはほど遠いようだ。

(高橋雅暢)

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100年前の流行語

2014年01月07日 09時28分51秒 | キャリア支援
ことばのビッグバン 
明治維新以来の激変

神戸新聞
2014年1月3日(金)17:15

■言葉が生まれる。
12月。書店に「三省堂国語辞典」の新版が並んだ。新語の収録が話題を呼ぶ。
スマホ、ブラック企業、鉄ちゃん、ゆるキャラ…。
ここまでは多くの人が知っている。
リュスティック、コモディティー…となると、
ちょっと怪しいかも。

6年前の旧版から、増えた単語は約4千語。
全体では過去最多の8万2千語に達した。
「2000年ごろから、言葉の総数が爆発的に増えた。
明治維新の時代に匹敵する激変に違いない」

日本語学が専門の武庫川女子大学言語文化研究所の佐竹秀雄所長(66)は、驚く。
19世紀の後半。
西洋から入ってきた文化や概念が起爆剤となった。
哲学、家庭、工場、郵便、社会…。
近代国家の誕生が、多くの新語を生んだ。

現代。新たな導火線となったのは、
インターネットの普及に象徴されるIT革命。
増殖と拡散。「言葉のビッグバン(大爆発)」が起きている。

■言葉が変わる。
「壮大な実験台」。
三省堂辞典の編さんに携わった国立国語研究所の山崎誠准教授(56)は、
ネット世界の表現に注目する。
「みんなが日本語の潜在能力に挑戦している」

「激しい」の用例として加わった「激しく同意する」。
他人の書き込みに強く共感する言い回しとして頻繁に使われている。
略して「禿同(はげどう)」なんて当て字も登場した。

「リア充」「上から目線」「www」なども新版からお目見えした。
「w」は、「warai(笑い)」の頭文字。
これには、さすがのネット民も驚いた。
「載るのかよwww」

採用の理由は簡単。
「普通の人がメールに使っている。既に日常語」と、
担当した早稲田大学非常勤講師の飯間浩明さん(46)=日本語学。
言葉が無限に変異を続ける。


■言葉が消える。
じぇじぇじぇ、倍返し、今でしょ…。
昨年、「豊作」とされた流行語。
だが、俗語研究の第一人者、梅花女子大学の米川明彦教授(58)の見方は厳しい。
「『今でしょ』は、誰もが使えるという意味で近年まれに見る秀作。
でも全体的には軽くて、薄っぺらい」

100年前の流行語は「マックロケノケ」だった。
1914年、内閣が総辞職し、東北は凶作、世界大戦も始まった。
世の中真っ黒。流行歌のフレーズには、
そんな意味もあった。

「かつての流行語は社会を映し、寿命も長かった。
今は共感できる言葉が少ない」
だから、すぐに飽きられる。
ワイルドだろぉ、フォーー!、グ~!…も今は昔。
言葉が猛スピードで時代を駆けていく。

(岸本達也、武藤邦生)

http://news.goo.ne.jp/article/kobe/life/kobe-20140103004.htmlより


写真:三省堂の辞書「新明解国語辞典 第七版」

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