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英語教師のママが綴るDWEの英語育児日記
~ゆーくん&あやちゃんの成長記録とママの心に残った出来事を綴ります♪~

「英語ができる」から「英語でできること」へ

2014-07-28 | 英語教育
ゆーくん、2歳 4か月 6日
あやちゃん、生後 3か月 3日
DWE歴は、1年 8か月 23日になりました
   
今回は、「子どもの英語教育」というよりは、「生涯学習としての英語」の視点から、
『 「英語ができる」から「英語でできること」へ 』というテーマで、
私なりの考えを書いてみたいと思います

私は、小学校高学年から英語に触れ始めたので、英語学習には遅めのスタートであったと思います
遅めのスタートではあったものの、
当時から、英語特有の美しい発音に魅了され、毎日、英語を楽しんでいました
それは、英語教師になってからも、育休中の現在も変わりません
   
「英語が趣味」というくらい、毎日英語に触れてきたので、
学校の英語は、得意教科でしたし、大好きな教科でした

「英語が好き」という気持ちは、学校英語が始まっても変わらず、
中学・高校時代に、英語が苦手な友人からは、
「英語ができていいよね」と言われたことがあります。
「英語ができると、進路が開けるもんね。うらやましい」

私自身、「英語ができる」と感じたことはありませんが、
「英語が好き」「英語が楽しい」とずっと思ってきました。
それが、友人に言わせると、「英語ができる」ように映ったようです。

高校・大学と進学するにつれ、
「英語を勉強する」から「英語で勉強する」に移行していき、
「(学問的に)英語ができる」だけではダメなんだ、と体験的に思い知りました。

社会に出ると、なおさらです。
「(学問的に)英語ができる」ではなく、その先の「英語で何ができるか」が問題なのです
英語をツールに、どんな情報を得て、何を発信していくか、が求められているのです。

学問的に英語ができても、発信する中身が伴わなければ、
英語を習得した価値が半減してしまいます


『高い英語力は、国語力が決め手!』という記事にも書きましたが、
英語を身につける努力だけでなく、
「たくさんの体験からの学び」や「書物をたくさん読むこと」
「多くの人とコミュニケーションをとって、様々な価値観を知ること」
など、自分の教養を高める努力も必要だと思いますし、
それが根幹にあっての「英語力」です


 高い英語能力を生かし、言語の壁を越えて、自分の考えや思いを伝えること――

これが、学問的に「英語ができる」を超越した
本当に「英語ができる」ということだと思いますし、
英語を身につける醍醐味だと思います


実は、私には、挑戦してみたいことがあります
(厳密にいうと、数年前にも経験したことなのですが)

それは――

ALTの友人・勤務校のALTを含め、海外からいらっしゃった方や、
私の教え子を含めた、将来のある子どもたちと、
日本独特の伝統文化を共に体験して、感想を共有したいのです
そのときのツールが「英語」です
   
私は、幼少時から、
「書道」「琴(生田流)」「茶道(裏千家)」「華道(専正池坊)」を嗜んでおり、
お免状をいただいています
(長年、これらの習い事を続けさせてくれた両親には、感謝しています)
私が「英語教師」の道を選ばなかったとしたら、これらの習い事の先生になっていたと思います

お免状をいただくくらい、これらの習い事を長年続けてきましたが、
私の進路を「英語教師」に決めてからは、趣味の域を越えることはありませんでした。

ところが、数年前、ALTの友人と、お茶会に出かけたときに、
「習い事を通して身につけてきた 日本特有の伝統文化の所作」と「英語」がつながる経験をして、
「私自身の英語との向き合い方」について、ある「気づき」を得ました。

ALTの友人と共に、実際にお茶を楽しみながら、日本の「茶道」について 英語で語ってみて、
そのときに、「はっ」としたのです。
   
 学問的な英語を教える立場でありながら、
 私自身が「英語をツールにして、自分の考えや思いを伝える」機会は意外と少ない――

このことに気がついたのです

何年後になるか分かりませんが、また こういった機会――
「英語をツールにして、自分の考えや思いを伝える機会」を持ちたいなぁと思います
そのときまでに、「英語力」を磨いておきたいと思います

「英語を使って挑戦してみたいことは何か」「英語を使って、何ができるか」
と熟考すると、自分の世界が広がりそうですね






最後まで読んでくださり、ありがとうございました
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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは♪ (ぺこ)
2014-07-28 10:16:49
まさに同じことを思っていて、思わずコメントしてしまいました!

わたしは日本文学科を卒業し、今は和菓子を作っています。
(お茶事やお茶室に卸させていただいています^^)

日本の文化を知るにつれ、最近は、日本の文化をもっと知ってもらいたいなぁと思っています。


以前海外旅行をした際に英語ができず、せっかく知り合った方にも日本についてなんにも話すことができず、とてももどかしい思いをしました^^;


娘には日本の文化(茶道、書道、和菓子など含む)を学んでもらいたく、その先にもっと世界が広がるよう英語を学ばせています。


英語だけができるのではなく、身につけた英語を活用するという部分にとても共感いたしました。

言語はコミュニケーションのツールです。
ただの知識として蓄えておくだけではなく、それを活用してこそ言語の価値があると思っています。


とても共感できる記事で、同じ考えの方がいらっしゃると知ってなんだか嬉しい気持ちになりました^^


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Unknown (ぺこ)
2014-07-28 10:18:37
>日本の文化を知るにつれ、最近は、日本の文化をもっと知ってもらいたいなぁと思っています。


途中書き直したために変な日本語になっていました^^;
「思えてきました」と書きたかったのですが・・・
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すごいー! (みい)
2014-07-28 12:00:30
Mireiさん、そんなにいろいろお免許持っていらっしゃるんですね!

私も教員時代、着物教室行ってみたり、高校生の時、授業にお茶やお花があったり、祖母が書道の師範で習字をやったりしましたが、すべて中途半端です(>_<)

教員だって、大変すぎて、せっかくなれたのに、辞めちゃいました!

なんでも続けるって難しいんですよね。

Mireiさんは根底に好きや楽しむことをもっていらっしゃるから、続けていられるのかなと思いました!

私は完璧主義すぎて、ちゃんとできない(英語がしゃべれないとか、いい授業ができないとか)から、私はダメだってなってしまうので、楽しむことを大切にしよう!って記事を読んで思いました!

もうほんと尊敬です!ありがとうございました(^^)
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コメントが途中できれました! (みい)
2014-07-28 12:09:13
ガラケーのためか、コメントが途中できれて投稿になってしまいました(^^;)PCからもう一度します!

Mireiさん、そんなにいろいろお免許持っていらっしゃるんですね!

私も教員時代、着物教室に行ってみたり、高校生の時、授業にお茶やお花があったり、祖母が書道の師範で習字を習ったりしましたが、すべて中途半端です(>_<)せっかく教員になれたのに、大変すぎて、辞めてしまったし。。。

Mireiさんは、根底に「好き!」や「楽しむ♪」ということをもっていらっしゃるので、続けられるのかなと思いました。

私は変なところ完璧主義者で、「英語を話せない」(一応英検1級ではあるんですよ。でも留学経験とかないし、本当日常会話とか全然ダメです。。。)とか「授業をわかりやすくできない」とか、マイナス方向に考え、自分をダメだと思ってしまいがちなので、Mireiさんのように、「好き!」や「楽しい♪」を基本にするといいのかなと考えさせられました。

本当尊敬します!ありがとうございました(^^)
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すみません(><) (みい)
2014-07-28 12:14:02
PCでも途中できれました。なぜ?!顔文字のせいかしら?
Mireiさんは根底に好き!や楽しい!があるから、長続きするんだなと考えさせられました。
私はなんでも「英語を上手に話せない」とか「授業を上手にできない」とかマイナス方向に考えて、自分をダメだと思ってしまい、せっかくなれた教員も、大変すぎて、結婚退職してしまいました。
私もMireiさんのようになりたいな。本当尊敬します!
ありがとうございました~!
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ぺこさん☆ (Mirei)
2014-07-28 13:55:07
ぺこさん、コメント、ありがとうございます!

「英語ができる」に留まっていては もったいない、
「英語で何ができるか」を考えると、本当に世界が広がりますよね。

私は、ぺこさんと同じように、たまたま「日本の伝統文化」に興味を持ち、それをコミュニケーションの場にしたいと考えていますが、
英語をツールにしたコミュニケ―ションの場は、自分のの興味のある分野のことが特に楽しめるかもしれません。

それは、もしかしたら、「日本のマンガ」になるかもしれませんし、「日本のゲーム」「日本の家電」「日本の車」「日本の観光地」「和菓子」になるかもしれません。

自分の好きな分野を突き詰めていって、それを日本語・英語問わず発信できるようになれば、素晴らしいなぁと思います。

もちろん、ぺこさんのように、「和菓子作り」という貴重な環境をお子さんたちの学びの場として与えることも、とってもステキなことです!!
うらやましいなぁと思います。
美しい和菓子に囲まれる生活は、本当にステキですね(^^)

私の考えと同じようなお考えの人がいる、ということがとても嬉しく思いました。
コメント、あおりがとうございました!
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みいさん☆ (Mirei)
2014-07-28 14:12:22
みいさん、コメント、ありがとうございます!

確かに「好き!」「楽しい」という思いが根底にあれば、挫折しそうになっても、スランプに陥っても、続けることができますよね。
それは、習い事でも、英語でも、何でも共通して言えることだと思います。

子どもたちには、「好き!」「楽しい!」と思えることをいっぱ体験させてあげて、興味関心の芽をいっぱい育ててあげたいと考えています。

みいさん、教員の仕事って、本当に過酷ですよね。
「子どもが好き!」「教えるのが楽しい!」と思って始めた仕事ですが、
そんなきれいごとだけでは済まされまいこともあります。
実際、仕事が過酷過ぎて、体を壊したこともありますし、
「私に適性はないし、やめようか」と何度も考えたことがあります。(私も、マイナス思考になることが多いんです)

それでも、何とか仕事を続けてきたのは、やはり「好き!」「楽しい!」という気持ち、これに尽きました。

みいさんの的確な言葉で、私の根底にある気持ちをはっきり思い出しました。
ありがとうございました!
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Unknown (ぺこ)
2014-07-28 14:52:22
お返事ありがとうございます^^
いま自分のコメントを読み返してみると・・・・タブレットで慌てて送信したこともあり、ポツポツ主語が抜けていたり、語尾がおかしかったり・・・/m_0162/}
失礼しました



>「たくさんの体験からの学び」や「書物をたくさん読むこと」
「多くの人とコミュニケーションをとって、様々な価値観を知ること」


>学問的に英語ができても、発信する中身が伴わなければ、
英語を習得した価値が半減してしまいます。



ほんとうに、共感できる言葉ばかりでした♪
上のコメント主さま(みいさま)もおっしゃっていますが、「好き」や「楽しい」という思いはいろんなことへの原動力になりますね。
娘には、たくさんの「こと」、「もの」、「人」に触れて、自分の世界を築いていってほしいです^^

娘が将来なにに興味を示すのか、いまからとても楽しみな母です^^


ブログ更新、これからも楽しみにしています♪

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