おはようございます!!
犬も歩けば棒に当たるという言葉を信じてブルーオーシャンをウロウロ探す宇宙人妻エーコです!!
世間は大学卒業が当たり前の世の中、さすがに皆さん賢い方が多くなりました。
経営学でよく耳にする「ブルーオーシャン」なる用語も当たり前に巷で聞こえてくるほどですから。
この「まだ誰も手つかずのビーチのような美味しい市場」を意味するブルーオーシャンですが、果たしてそんな夢のような市場があるのでしょうか?
今やAI時代。
あらゆるカメラが世界中を映し出し、それらを自動解析して人々の行動を分析することで売り上げを伸ばし続ける企業も徐々に増えつつあります。
こんな時代に資本力の弱い弱小個人事業主に生き残る道は残されているのでしょうか??
「これからの日本は人口減少社会だ。それを踏まえて考えれば自ずと活路は開かれるんだな。」
「簡単に言いますがどうやって活魚を開けとおっしゃるのですか?」
「包丁で頭を落としてそこから腹の中に切っ先を差し込んでって、おい!活魚じゃなくて活路だろうが!」
「そうでした!?でも当店のような弱小事業が生き残るにはブルーオーシャンを見つけ出さなくてはいけません。でも未だに手がかりすら見つけられないのですよ。」
「さっきから自分でヒントを何回も口にしてるのに?」
「と言うと?」
「小さい弱小事業主って言ってるだろ。」
「それは弱点であってヒントではないのですが?」
「バスの中でよく見かける光景で、座席で一人分も無い狭い隙間に無理やりお尻を突っ込んでくるおばさん居るだろ?」
「特に都会で見かけますね。」
「それが答えだよ。」
「へ?お尻が?」
「そこじゃなくて。」
「ちょっと何言ってるか分からないですけど・・・」
「サンドイッチマンか!」
「詳しく解説お願いします!」
「『人が多い都会』で『狭い隙間に』てところを分解して解釈を変えるとだな、『できるだけ多くの人の』『心の隙間に』とも考えられないか?」
「そういえばそうとうも考えられますね?」
「ニッチな市場を探すのは昔から弱小企業の戦略だ。だからと言って物理的な市場ばかりがブルーオーシャンじゃないんだよ。」
「でもモノが動かないと商売になりませんよ?」
「違うな。お客さんの『心が動かないと何も売れない』だけだ。」
「はっ!!確かにお客さんの購買意欲が動かなければ何も売れないです!」
「放っておいても勝手に売れる商品なんてすぐに資本力のある企業がまねをしてレッドオーシャンになるだけだよ。本当のブルーオーシャンはお客さん一人一人の心の片隅にあるんだよ。」
「なんとー!そんな所にあったのですか!?道理で目を皿のようにして探しても見えないはずです!!あれ?でもどうやって他人の心の中に入っていけばよいのでしょう?」
「そこが腕の見せ所なんだよ。」
「せっかくブルーオーシャンの場所が分かったのに物理的に簡単には辿り着けないなんて・・・」
「はじめにも言ったがこれからの日本は人口減少社会だ。2030年には1980年くらいの時の人口に減るんだ。」
「そうなのですか?!ではますますブルーオーシャンも減ってしまうじゃないですか!」
「一方で『温故知新』という言葉もこの国にはある。つまり1980年代の商売の形がどうなっていたのか復習すると自ずと日本の未来がリアルに見えてくるわけだ。」
「なるほど!!・・・でもタイムマシンがあるわけじゃないからそれも難しいのでは?」
「お前本当に自分の頭を使わない主義だな。」
「他力本願を地で行ってますから!」
「自慢する奴があるか!ここからは自分の頭で考えろ!!」
「そんなぁ。昨夜飲みすぎてブルーおっさんになって帰ってきた田子作どんを介抱してあげたじゃないですか。」
「人聞きの悪いことを言うなよな。ブルーオーシャンを開拓に行ってただけだろうが。」
「ん?なるほど、そういうことでしたか!!」
「気が付いたか?」
「ブルーオーシャン行きのチケットが見つかりました!!」
「みなまで言うなよ。」
「でもこれだけは言わせてください!」
「続きはお店で!!」(*´ω`*)ノ