

軽井沢の西のはずれに位置する「追分」
その昔旅人で賑わった、宿場町の風情が残る「分去れ」(分岐点)
右は北へ、月の名所更科から善光寺、そして越後へ続く「北国街道」
左は南へ、木曽路から東海道、花の名所吉野へと続く「中山道」

追分には、軽井沢をこよなく愛した「掘辰雄」の終焉となった家が残り
「掘辰雄文学記念館」として、公開されている。
私が「美しい村」「風立ちぬ」の中で軽井沢と出会ったのが、16才の頃。
以来、立原道造、室生犀星、折口信夫、萩原朔太郎・・・と読み進み。。。
とりわけ堀辰雄と立原道造の瑞々しい感覚に魅せられ
軽井沢が一体となって、深く心に刻まれてしまったのです。
そのような訳で
未だに、軽井沢、特に旧軽井沢に惹かれているのです。

小鳥の囀りが聞こえる庭を眺めながらの朝食は、至福の時!
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