路地町家

再生保存した小さな町家のお話です。
それに京都のこと。感動したこと。時には猫も登場したり。。。

「豊公愛樹五色八重散椿」 五分咲き!

2011-04-08 | あれこれ



散椿・・・花弁が纏まって花の形のまま落ちる椿の中にあって
     この椿は花弁を一枚づつ散らすため、こう呼ばれています。


   しかも一木に「五色」の花を咲かせ・・・


    更にその花弁が「八重」なのです。


  速水御舟の「名樹」はこの椿を描いた作品。

秀吉が寄進した「五色八重散椿」はすでに枯死。
現在は樹齢約120年の二世樹が花を咲かせています。





 ここは「椿寺(地蔵院)」上京区一条通り西大路東南角。


    枝垂桜も、ちらほら咲き。


忠臣蔵の天野屋利兵衛や、与謝蕪村の師に当たる夜半亭巴人のお墓もあります。
花弁が一面に散り敷かれるまで、まだまだ見ごろです。







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