路地町家

再生保存した小さな町家のお話です。
それに京都のこと。感動したこと。時には猫も登場したり。。。

東福寺、三門の美

2011-12-05 | あれこれ
この季節、通天橋の紅葉が名を馳せる「東福寺」

「東福寺」の創建は建長7年(1255)。しかしながら三度の火災で大部分を焼失。
現在の伽藍は貞和3年(1346)に復興され、永く京都最大の禅苑の姿を伝えています。

私にとって、この東福寺は鮮やかに青春の感受性が蘇る場所。
今は昔、境内にイーゼルを立て油(絵)の制作に励み、行き詰まると境内を散策。
繰り返し何作か描いた。
ただ「三門」だけは、あまりの迫力と洗練された美意識に圧倒され一枚も描けなかった。
大空に羽を広げたかのような雄姿で迫り来る建築物を、仰ぎ見てはうっとり振返っては溜息をつく日々。
「周りの男性よりずっと魅力的!」とのめり込み。。。
禅寺の雄大さと美しさに、魅了されていた時期を想い出します。







 
因みに、「三門」とは、空門・無相門・無作門 の「三解脱門」の略。





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