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先日、姉と電話した。「お互い、自分を表現してないね。」と嘆き合った。と、いうことで始めたブログです。

『化け岩』にて…

2005-08-23 22:21:25 | 青い春
ある日、後輩Tと『化け岩』(この化け岩は飛び込み台のような段差があり、10mくらいの飛び込みをすることができます!)の付近に遊びに行きました。

「またかよ!!」と言われるかもしれませんが、僕らにとっては、泳ぐといったら海よりもプールよりも『化け岩』付近なのです。

その日は天気も良く、暑い日であったため大変多くの人で賑わっていました。



どういう経緯か忘れてしまいましたが、僕らはそこで二人組の小学生と仲良くなりました。

彼らは小麦色に日焼けしており、どうやら『化け岩』の常連さんのようです。

『化け岩』初心者の僕らとしては、彼らにいろいろと教えを乞いました。


その中で一番印象に残っているのは飛び込みの仕方です。

初心者の僕らのために、低い飛び込み位置で彼らは教えてくれました。

そこで教えてもらった、上級者の飛び込み方法ですが…

① 指先を頭の上で合わせ、肘を90度くらいに保ち、腕で△を形作る。

② 足は腕の全くの逆で、足先を合わせ、膝を90度くらいに保ち、足で▽を形作る。

③その状態で斜めではなく、やまなりに飛び込む。

④そして、一番重要な点ですが、大きな声で



「ふ~じこちゃ~ん!!」


と、言いながら飛び込む!


大笑いしました。


小学生、あなたの将来が気にかかります…





さて、前述した『化け岩』ですが、ほんっとうに高いんです!!!

僕は2、3回しか飛び込んだことがありません。

頭からなんて、絶対無理!!もちろん、足からです。

一番上から下を覗いてみると、足がすくんでしまいます。

それでも、根性出して飛び込んでみると、空中にいる時間が長いんですよ、本当に

「1,2,3…」と、数が数えれた記憶があります。

「ザッブーン」と水中に入ってから水面に上がるにも1掻き、2掻きは必要です。

とにかく、スリル満点なのです!!


さらにスリル満点なのが、水面に出て、一番近くの陸地に「よっこらしょ…」と上がる時に、花束が供えてあるところです。



「誰か、死んじゅうやんか!!」



後ほど、後輩K君が『化け岩』付近に調査に来ていた消防隊員に話を伺ったところ、

「皆が飛び込む辺りの水中の一部に水流が渦になっているところがあって、そこに巻き込まれると上がって来れなくなるんだよ。」とのことでした。

さらに、地元の友人によると、

「あ~、あそこは毎年一人は絶対死にゆうきね~」とのことです。



それでも、なぜ泳ぎに行くんだ?高知人…

遊泳禁止にしなくていいのか?高知人…

僕だったら生命と引き換えにスリルはいらんぞ、高知人…



やっぱり、『いごっそう』と『はちきん』だからかなぁ…


『ぷかぷか』 のち 『ザザーッ』

2005-08-23 01:17:17 | 青い春
先日、後輩Tが彼女と遊びに来ました。

その時に学生の頃の話をしたのですが、

あの頃は、日常が、まさに『祭り』でした!

その中で話題に上がった『川の思い出』を…



僕達は当時、夏休みでクーラーのないクソボロイ傾いたアパートに住んでいました(彼は僕の隣の部屋に住んでいました)。

「涼を取るために川に遊びに行こう!」と決めた途端、大雨が続きました。

「行く」と決めたにも関わらず、行くことができないのは腹立たしい限りです。



『明けない夜はないってさ…、やまない雨はないってさ…』と、いうマンガの言葉通り、ついに雨は上がり、快晴となりました。

僕らは大喜びで自転車で鏡川の『化け岩』(この化け岩は飛び込み台のような段差があり、10mくらいの飛び込みをすることができます)の付近に行きました。

そこで泳いだり、シュノーケルで川底を観察したり、浮き輪で『ぷかぷか』したりしました。

ここで問題となるのが、いくらその日が快晴であろうとも、前日までは大雨であったということ。流れが速いのです。

二人で浮き輪で『ぷかぷか』していたはずなのですが、ふと気づいたら『ザザーッ』と流されているではありませんか!

「これはいかん!」ということで、川底に足を引っ掛けてブレーキをかけようとしたところ…


ゴツッ!ゴッ!ゴッ!


川底は岩なものですから急激な流れと相まって不用意に足を伸ばしたら、痛いのなんのって!!


「痛っ!!痛い!無理じゃ、こんなん!!」


流されるのを止めるのは不可能でした。

そして、二人でこう話しました。


「海まで、流されちゃうのかなぁ…」


実際には1kmくらい流されたら、流れが緩やかになったので何とか岸にたどりつき、クソ暑いアスファルトの上を素足で浮き輪を持って流された道のりを引き返しました。

その引き返す道中、「どうしたこと?」と傍らを通り過ぎる車に乗っている人が僕らを見ていくものですから、何とな~く、恥ずかしい思いをしました。



今となっては良い思い出ですが、「このまま海まで流されちゃうのか?」という恐怖心は忘れられないものです。




…海まで流されてみるのも面白かったかなぁ?