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先日、姉と電話した。「お互い、自分を表現してないね。」と嘆き合った。と、いうことで始めたブログです。

『バムとケロのにちようび』

2011-08-28 20:30:16 | 絵本・児童文学
『バムとケロのにちようび』 島田ゆか


これはこどもが大好きな絵本のシリーズの第1作目で、おおらかで心優しい犬のバムと、やりたい放題がかわいいカエルのケロちゃんの愉快なおはなしです。

この絵本はディティールが細かく、遊び心に溢れて、何回も何回も読んでしまいますよ~

今度、これを読み聞かせしようかな、と思っています。



先日、臨時職員のNさんがこの『バムとケロのにちようび』を持ってきて、こんなことを言いました。


Nさん 「minoonさん、これこれ、これ見てくださいよ」

僕   「なんすか?あぁ、『バムケロ』じゃないですか。おもしろいですよね。」

Nさん 「ですよね~。でね、この前誰とだったか忘れましたけど、この"ケロちゃん"がminoonさんに似てるって話になったんですよ~」

僕   「ケロちゃん?ケロちゃんって、このケロちゃんですよね?カエルですけど…」


Nさん 「なんか似てるんですよ!!特にこの目を半開きにしただるそうな表情なときがそっくり!!」


僕   「はぁ…」

Nさん 「うん、そっくり、そっくり」


Nさんは言いたいことだけ言って、一人満足して仕事に戻っていきましが…

カエルに似てる人間って…

いったい…

褒め言葉のつもりだったのでしょうか?


『かえるのつなひき』

2011-01-25 23:41:23 | 絵本・児童文学

儀間比呂志 さく・え

内容は

“むかしむかし沖縄島にあったはなし。あがりむらの田んぼの稲に悪い虫がわいた。稲を焼きはらえという王様の命令に人間たちは大弱り。それを聞いたかえるが虫を退治しようと方法を考えるが…。”

というものです。



さて、お正月に後輩より咲太朗に「絵本でも買ってあげてください」とお年玉をもらいました。

そこで、図書館で借りて今一番お気に入りの絵本である『かえるのつなひき』の購入を検討しました。



ところが…



なんと絶版本!!

書店には売っておらずAmazonで調べたら4,000円もするとのこと!!

まじか!!



そこであきらめずYahooオークションで探したところ…

なんと1,000円で落札!!



諦めずにいろいろ調べてみるものですね!!

咲太朗は嬉しそうに読み聞かせを聞いています!!



もし、興味のある方がいらっしゃったら近隣の図書館にはあると思いますので、借りてみてくださいな。

力があり、それでいてどこか可愛らしさのある絵と沖縄の方言とおもしろい音にきっと魅了されると思いますので…


読み聞かせ

2010-10-28 20:43:09 | 絵本・児童文学


職場で氣志團の綾小路翔とDJ OZMAが同一人物だと、先日初めて知ったことを言ったら、臨時職員のNさんに

「minoonさん、どんだけボンヤリしてるんですか!?そのボンヤリぶりにびっくりですよ!!」

と言われました…



それはさておき、月に一度程仕事で絵本の読み聞かせを行います。

先月は『まるくおさまる』、『うしろにいるのだあれ』、『さんびきのやぎのがらがらどん』、『八方にらみねこ』を読み聞かせしたのですが…

惨敗!!

特に『八方にらみねこ』。内容が堅すぎて、途中で子どもが飽きているのがありありとわかりました。

とても素晴らしい話なんですけどね…

自信喪失です…



今回は自信回復のため、やわらかい話ばかりを用意してみました。

『かいてんずしだいさくせん』、『なっとうさんがね…』、『おにぎりくんがね…』、『ネコ・ナデール船長』、『ごくらくももんちゃん』の五つです。



『かいてんずしだいさくせん』平田昌広/文 平田景/絵 だけ内容をご紹介すると…

"かあちゃんが出かけた日曜日。あきらは、父ちゃんに回転ずしにつれてってねだくれとねだります。ついに根負けした父ちゃん。でも、こんな一言を忘れません。「でもな、あきら。もようの ある さらは とるなよ。これは おとこの やくそく。わかったな。」ふたりの『かいてんずし だいさくせん』の始まりです!!!"

というもの…

子どもは大好きな回転ずしの話ですから喜ぶのはもちろん、大人も父ちゃんの気持ちがなんとなくわかる、この悲しさというか切なさがなんとも言えません。



で、結局読み聞かせの結果はどうであったかというと…



大成功!!



大人と子どもが合わせて10人くらいだったのですが、喜んでくれました!!

『なっとうさんがね…』と『おにぎりくんがね…』にいたっては「その本を貸していただけますか?」と申し出ていただきました。

読み聞かせ冥利につきます…



しかし、やわらかい話ばかりではなく、『古典』とされる絵本や昔から語り継がれてきた物語にも触れていただきたいので、うまいこと作品選びをして読み聞かせしていきたいと思ってます。

そして、飽きさせない読み聞かせの技量を身につけていきたいとも思ってます。



なんか、珍しくマジメな終わりになってしまいました…

じゃ、次はやわらかい話を期待していてくださいね~


『なっとうさんがね…』

2010-10-17 23:14:04 | 絵本・児童文学

『なっとうさんがね…』 とよたかずひこ さく・え


ここ最近、咲太朗が一番好きな絵本です。

内容はといいますと…

"なっとうさんたちが、ねばねば ぎゅうぎゅう動いていると、あれー! ひとつぶ落っこちちゃった。「しんぱいごむよう!」そこにあらわれたのは・・・。ごはんの時間が楽しくなる、おいしい絵本です。2009年9月発行 "

とのことです。



もっぱら、一粒一粒に顔があるなっとうさんたちがおしくらまんじゅうのように

「ねばねば ねばねば ぎゅう ぎゅう ぎゅう」

と言っているだけなのですが…



咲太朗は大爆笑!!

絵本をみなくても、「ねばねば ねばねば ぎゅう ぎゅう ぎゅう」と言うだけで超ごきげんになります。

確かになっとうさんの一粒一粒に愛嬌があって、読んでいる方も楽しくなってきます。

出会えてよかったなと思える一冊です。。



皆さんも良かったら読んでみてくださいな~

三か月お子さんくらいから喜ぶと思いますよ~


『ネコナ・デール船長』

2010-10-02 18:05:35 | 絵本・児童文学

『ネコナ・デール船長』 おくはらゆめ 著

最近、図書館で借りてきたのですが、気に入って咲太朗にヘヴィーローテーションで読んでいます。



内容はというと…

“ネコナデール、ネコナデール、ネコナデール、ネコナ・デールせんちょうはじゅもんをとなえながらねこをなでる。ねこのけなみで、なんでもわかる?のどかでちょっとハラハラな海の1日。”

というものです。

「ネコナデール、ネコナデール、ネコナデール。むむっ!このけなみは!!」と言った後、魚の群れを見つけたり、嵐を見つけたりして、とってもすごいのです!!

心がほっこりして、とっても良いお話なのでぜひ皆さま読んでみてくださいな~



我が家では、いつの間にかこの呪文をアレンジして、


「サクナデール、サクナデール、サクナデール」


と咲太朗をなでるのが流行っています。



昨日も、僕が「サクナデール、サクナデール、サクナデール。むむっ、この髪の毛は!!」と呪文を唱えた後…

「今日はゴミの日だ!!」と言ったところ…

嫁さんに「はい、正解。これ出してきて。」と、可燃物と廃プラのゴミ出しを命じられました。

サク・ナデール船長は船長なのに命令されるのです…




我が家は平和です…


『ブックスタート』

2010-09-21 10:16:08 | 絵本・児童文学
咲太朗日記を楽しみにしているというコメントをいただいたので、「頑張ってみようかな?」と思い三連続更新。

さくさく日記に名前を変更しようかな?



さて、皆さんは『ブックスタート』という言葉を知っていますか?

僕もあんまり詳しくは知らないのですが、

“ブックスタートは、すべての赤ちゃんのまわりで楽しくあたたかいひとときが持たれることを願い、一人ひとりの赤ちゃんに、絵本を開く楽しい体験といっしょに、絵本を手渡す活動です。
地域に生まれたすべての赤ちゃんを対象に、市区町村自治体の活動として、0歳児健診などで実施されるもの”

だそうです。

ぼくが住んでいる市町村では4か月健診で行われるそうです。ちなみにそのときに配布される絵本は松谷みよ子さんの『いないいないばぁ』です。

持ってるつーの!!

それはさておき、咲太朗にはブックスタートを待たずして、絵本を読んでいます。

ひとりブックスタートですね。

「まだ早いかなぁ?」などと思っていたのですが、どうしてどうして、読んであげるとキャッキャッと喜びます。

大人が読んでいる声の調子が好きみたいで、毎朝読んでいます。



今、一番お気に入りなのが画像のaccototoさんの『うしろにいるのだあれ』です!!

ごちゃごちゃしていないカラフルな絵と「うしろにいるのだあれ」という繰り返しの言葉が咲太朗の心を鷲掴みにしているようです。



シリーズがたくさん出ているのですが、『サバンナのなかまたち』と『うみのなかまたち』と『みなみのしまのなかまたち』が特にお気に入りです。



読んでいると興奮して「はふー!!」と声をあげるのがとても楽しいです!!



もっといろいろ絵本さがして読んであげようと思います。

おすすめの絵本があったら是非教えてくださいね。

ではでは…


幼稚園に読み聞かせをしてきました!!

2010-01-29 22:34:12 | 絵本・児童文学
今日、近くの幼稚園に移動図書館(自動車文庫)で行って、本の貸し出しと読み聞かせをしてきました!!

年長組66名が対象です。

いきなりにしては大人数でした…



読んだ作品は画像の『すてきな三にんぐみ』の大型絵本です。

先輩司書の方が『みんなでぽん』という紙芝居と『おおきなかぶ』の大型絵本を読んだ後だったので、園児達の集中力が微妙になくなっていたような…

でも、なんとか無事に読み終わり、移動図書館で本の貸し出しをおこないました。

そのときに園児の「『すてきなさんにんぐみ』あるかなぁ?」という声が聞こえてきて、すこうし嬉しかったです!!

もっと、いろいろな本の読み聞かせができるようになりたいなぁ…



それにしても…

なんで幼稚園児はこのクソ寒いのに半袖半ズボンで耐えられるのでしょうか?


『シナの五にんきょうだい』

2010-01-22 11:54:48 | 絵本・児童文学


こちらの作品は作:C・H・ビショップ、絵:クルト・ヴィーゼ、訳:川本 三郎で瑞雲社から出版されているものです。

この作品は最初、石井桃子さんの訳で福音館で出版されていたのですが、『シナ』という表現や辮髪の挿絵に人種差別的要素が含まれるということで絶版になり、その後瑞雲社で再版されたものです。

内容はというと…

“スゴイ特技を持った5人の兄弟。

ある日事件は起こります。優しい1番めのお兄ちゃんは、近所の子供のワガママを聞いてあげますが、子供はお兄ちゃんの言うことを聞きません。子供は海で行方不明になります。

責められるのは1ばんめのおにいちゃん。死刑になってしまいます。

だけど兄弟は特技を生かしてとても壮快に解決します。”

というもの…



実は僕はこの作品を読んだことがありません。

それなのに、この作品を話題に挙げているのは、絶版されている石井桃子さん訳の福音館で出版されているものを探しているからです。

もし、おうちの本棚に眠っておられる方がいらっしゃいましたら、ぜひ譲ってもらえませんでしょうか?

とても、図々しいお願いごとですが、どうかよろしくお願いいたします。


『100万回生きたねこ』

2007-06-01 00:09:09 | 絵本・児童文学

『100万回生きたねこ』  佐野洋子 作



久しぶりに絵本を紹介いたしますね…

今日、紹介するのは佐野洋子さん作の『100万回生きたねこ』です。

絵本に興味がない方でも、この作品だけは知っておられるのではないでしょうか?

それ程、有名な作品です。



内容は100万回死んで、100万回生き返ったねこのお話です。



100万回生きたねこは、王様や船乗り、泥棒、サーカス、おばあちゃん、小さな女の子の飼い猫であったりしました。

ねこが死ぬと、そのときどきの飼い主は涙を流して悲しみます。

しかし、ねこ自身はちっとも悲しくありません。

なにせ、自分が生き返ることを知っていたので、死ぬことなど、これっぽっちも恐くなかったからです。



そんなねこは、あるとき、のらねことなりました。

自分だけのねことなったのです。

ねこは「俺は100万回も生きたんだぞ!!」と自慢いたします。

そんなねこに対して、多くのめすねこは求愛してきました。

ところが、一匹の白いねこは、見向きもしませんでした。

そして…



まぁ、このへんでやめておきますね。

続きが気になる方はご自身で購入してください。

きっと、読んだ後、“ほんわか”とした気持ちになる作品であると思います。



この話、物語も素晴らしいのですが、絵が大変素敵です。

何せねこが、ちっとも可愛くない!!

それでいて愛嬌があり、強そうにも見えるのです。

そして、白いねこは美しく、儚げに見えます。

きっと、この佐野洋子さんの絵だからこそ、『100万回生きたねこ』は素晴らしい作品と感じられるのだろうなぁ…



是非是非、この作品に触れてみてくださいな…

そして、読後の“ほんわか”感に浸ってくださいな…

きっと気に入られることでしょうから…


『ゆめくい小人』

2006-12-28 21:03:00 | 絵本・児童文学
ミヒャエル・エンデ作 フックスフーバー絵 佐藤真理子訳



ひさかたぶりに絵本を紹介したいと思います…



この作品は『モモ』や『はてしない物語』のミヒャエル・エンデの作品です。

『モモ』や『はてしない物語』に特別な思い入れがあるという方は数多くおられるのではないでしょうか?



帯にある作品紹介をそのまま転記いたしますと…

『こわい夢をたべてくれる“ゆめくい小人”と“すやすや姫”の物語』

とのことです…

オーソドックスな感じがいたしますよね。



僕がこの絵本を手に取ったときの僕の目線と心の動きを再現してみますね。





うん?ミヒャエル・エンデ?

へ~、エンデって絵本も手がけてたんだなぁ…

どれどれ…

パラパラパラパラ(←ページをめくる音ね)





!!!?







いやああぁ!!!
この(小)人、気持ち悪い!!!









………買お…





僕以外にも同様の感想を持たれた方がおられたならば…

たぶん、その方はすこうし変わり者でしょうね…



僕はそんな、すこうし変わり者である方と友達になりたいと思っていますけどね…