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先日、姉と電話した。「お互い、自分を表現してないね。」と嘆き合った。と、いうことで始めたブログです。

最後の『大学生』

2005-08-12 23:46:16 | 友人
画像は今日の僕の晩御飯です。豆腐にキムチの素をかけたもの、これのみです…。

だって、作るの面倒くさくて…



仕事から帰宅したら10時半過ぎてやんの。

あ~、しんどい!!

明日も休日出勤です。

昔、後輩が「役所ってお盆は5日くらい休みかと思ってた!」と、言っていましたが、そんなことはありませんよ…

そうあって欲しいけど…



さて、先日『室戸貫歩』について書きましたが、その中に出てきた先輩たちについて書きたいと思います。

彼らは僕が大学1回生のとき、大学4回生の先輩でテレビや本でしか見たことのないような『大学生』でした。

芦原すなおさんの『雨鶏』や椎名誠さん『哀愁の街に霧が降るのだ』の登場人物を彷彿させるような人たちでした。

どんな感じなん?と思われることでしょう。

箇条書きにしてみます。



大学のキャンパスで真っ昼間から酒盛りを初め、大学の教授に「静かにしなさい!!」と怒られる。

なぜか大学にちゃんちゃんこで来て、講義を受けない。

仕送りを月の前半で遣ってしまい、後半は極貧生活を送る。

酔って、誰のか全くわからない赤の他人の車のボンネットの上を土足で歩く。

話がめったやたらにおもしろい。

炊事場の流しには洗い物が山積みにしてある。

ふと気づいたら、すっぱだかになっていることがある。

記憶をなくすほど飲むのが普通である。

という感じです。



そのなかで僕の友人が聞いた彼らの会話を紹介します。

先輩A  「今月、飲みすぎて金が全然ない…、仕送りまで後10日もあるのに米しかない…、どうしよう…」

先輩H  「米あるんやろ?醤油ごはん、塩ごはん、ソースごはん、マヨネーズごはんに、味噌ごはん…

いける!いける!ぜんぜっんいける!!


友人はそれを傍で聞いてたらしく、その会話を僕に教えてくれた後、こう言いました。


「あいつら、本気やった…」


おもしろ過ぎる…


そんな大学生、今だにいるのかなぁ?

僕が知る限りでは彼らが最後の人たちでした…

あの頃のことを思い出すとすこうし懐かしく感じます。