今回の旅は、娘が、ダイビングのライセンスを取るという目的がありました。
目指すのはオープンウォーターダイバーコース(Cカード)という、ダイビングの一般的な知識と水中スキル習得のコースです。
事前に信頼のおける団体に所属する日本人インストラクターを探して予約しておきました。
学科、プール講習、海洋ダイブ、最終学科試験という内容です。
海洋ダイブでは、パダンバイとトゥランベンという場所で潜りました。
特にトゥランベンはビーチエントリーが出来るので、船に弱い人にとっては好都合で、戦時中に沈没したリバティ号という船が格
好の魚の棲み処になっている興味深いポイントです。
沈船というと悲劇があったことを想像しますが、この船は乗員のいない状況で、火山の噴火によって沈んだそうです。
最終学科試験は、インストラクターの女性の事務所兼住居で行われました。警戒心が強いと、飼い主である彼女が言っていた猫も娘が講習に通う間にすっかり慣れて、娘が座った椅子のとなりでくつろいでいます。天井にはバリの家庭ではお馴染みのヤモリもいました。
短期間でのダイビング講習はハードだったようですが、無事に合格できました。私には見ることの出来ない世界をまたひとつ見られるようになった娘の成長に感じ入ります。