外出して戻ったら、泣きそうな顔して、hiiroさんが部屋にいた。
部屋の様相は変わり、何故かタンスの上のものが下ろされ、
あたかもついさっき引越ししてきましたと言わんばかりに
畳の上に衣装ボックスが積み上げられている。
目が合うといきなり、「2回電話したけど出ないし~」と半泣き。
そして机の上を指差す。
「他の友達に電話したら軍手するように言われ軍手は見つけたけど、
殺虫剤ある?って聞かれてもファ○リーズしか見つからないし。
隙間に入っていったらどうしようと思いながら新聞紙でガードして、
何とか割り箸で捕まえたんだから。
銀なんか、にゃあ?にゃ?って首傾げて見てるだけだし。」
机の上にあったのは何ということのないビニールの密封袋。
「私がんばったよ。すごいよ。」半泣き状態でhiiroさんは言う。
よく見ると袋の中には10数センチのムカデがおりました。
ひとりでこいつと格闘してたわけだ。
あいつが夜中に足元や枕元を這い回ってると思ったらちょっと
hiiroさんよくぞ頑張った。我が家の危機を救ってくれてありがとう。
もしもあなたがムカデに遭遇し、更に不幸にも咬まれてしまった場合、
以下のリンクを今後のご参考にどうぞご活用下さい。
ムカデ関連リンク①
ムカデ関連リンク②
お待ちかね~(か?)。
捕獲ムカデ画像(それ程衝撃的ではありません。かな?)→こちら「捕ったど~!」
捕獲後少し縮みました。直後は12~13センチ はあったそうです。
以下hiiroさんの格闘一部始終に伴う心の声です。
(危機なんだが笑える、ごめん。でもよくやった。)
心臓ばくばくだし
ひとりぼっちだし
ichiiさんに電話したのに電話出ないし
踏み台乗っても身長足らんし
踏み台の上に図鑑とか分厚い本5冊くらい積んだし!
怖いし
気持ち悪いし
身近なスプレーはファ〇リーズしか見当たらないし
ファブリー〇じゃ全く役に立たないし
1回掴み損ねたし!Σ(ΩДΩ;)
こっち来たし
「来るなぁ~;;来るなぁ~~(ΩДΩ;)」
って独り言いいまくってたし!
たんすの後ろに妙な隙間あるし
そこは新聞紙で塞いだけど
入れた袋には穴あいてたし
それでまた思いっきりテンパるし
怖いし怖いし
電話…(・ω・`)
女の子には電話できないし
いろいろ悩んで悩んで
起きてそうで
そういうののエキスパートっぽい人。
だから
変な時間なのにすぐ電話に出てくれてありがとう(ΩωΩ;)
テンパっててすいません;大失態;;
道に迷ったときくらいテンパった;
苦手なモノ1個発見してしまったよぅ;;
めっちゃ手ぇ震えたし
ichiiさん帰って来たらマジ泣きだし
結構がんばったし(ΩДΩ;)
あぁあぁぁ
はしゃぎすぎて
頭痛いし(ノ_・。)
そういえば、ムカデって対で、一匹いたらもう一匹いるってほんと?
寝られないじゃん!
猫、役に立たないし~、あぶないし~。
職場ではとても能天気で悩みひとつなさそうで幸せそうに見えるらしい私。
衣食住、収入、コミュニケーション、欲を言わなければ全て揃っている。
雨風凌げる住む場所があり、高価ではないが季節を味わうささやかな食があり、
寒さから身を守る衣類があり、日々生きて生活していけるだけの収入があり、
挨拶を交わしお互いを思いやることの出来る隣人がいる、
見る基準をそこに於けば十分幸せだろう。
それを基準に見たら世の中の人は殆どが幸せなはずだ。
なのに、明らかに私以上に贅沢な環境と財産があり、
贅沢なものに囲まれているはずの人達が、私を幸せだと言い、
何らかの不幸を感じている。
そう、『欲を言わなければ』このキーワード、これが重要。
何を基準に、どのレベルを基準にするかで、人の中に不満と不幸が生まれる。
常に自分の意識を高め上を目指す事は必要だけれど、
自分が選択したレベルでの不幸を他と比べるのはおかしい話だ。
そういう人たちに限って、生活に不満を並べ、世の中がつまらないといい、
悲劇のヒロインのように不幸を口走る。
受け取り方によっては、ただの嫌みか優越感に他ならない。
そもそも、その不幸は自分が選んだ不幸なのだから、
為るも為らぬも自分次第でしょう。
「私にだって、それなりに悩みはありますよ。」そう返したら、
「あら、そうなの?」と不思議な顔をされた。
そういう人に別の基準を伝えたところで、物質面的な見方しか出来ない人には、
説明するのも理解を求めるのも無理な話。
そういう人に限って自分が一番不幸で、人には「贅沢な悩みだ」という。
人に対してではなく、自分自身に対して「贅沢な悩みだ」と言わなければ。
そうして強くなっていかなければ、と、自分に言い聞かせる。
でも難しくて、しょっちゅう酸欠金魚みたいになるんだけどね。
ぷしゅ~って気力が抜けるし、人生の歩みにふらつく…。
そんな私を職場の人たちは知らない。
そして、絵やブログで悪いものを振りまく(笑)
来訪者や読者がトバッチリをくらう。…すみません。
悪いもののトバッチリにお付き合い頂きありがとうございます。
今後とも懲りずによろしくです。
心象画マイ・バイオグラフ(2008・6・15~6・21)
火曜日(6月17日)
あ、きれいな色がいっぱい…
よかった…
毎日、その日一日を振り返りながら『お絵描きツール』の画面と向かう。
楽しかった事、悲しかった事、辛かった事、腹立たしかったこと、印象的な話、素適なコミュニケーション、時間の早さ、衣食住、色々考えながらマウスを動かしている。
落ち込んでいるから明るい絵にしようとか、楽しかったけど敢えて暗い絵を描いてみようとかわざと繕おうとしても気持ちや手は偽装した色や線を選んではくれない。
やはりその時の心情にぴったり合った色に出逢うと、すーっと勝手にマウスは画面を走る。
出来上がった絵から逆にその日の自分の見えなかったものが見えてきたりする。
今日の絵みたいに、一日自体はとても普通の日だったのに、実はいつも以上にその普通さに感謝してそれを受け止めている自分が、きれいな色や流れになって現れる。
毎日そんなに代わり映えしないだろうと思いながら、たまにずーと過去絵を振り返ってみると、意外に色々だったりしていて驚く。
このツールとの出会いはすばらしい。
このまま突発的なハプニングなどでブログが途絶える事がなければ、単純に1年で365枚貯まることになる。
その日が何だか楽しみ。