探索・採集・飼育みたいな雑記的記録

北海道の自然探索と生物の飼育観察・採集記みたいなものを漫然と、かつ自己中心的に紹介するとかしないとか。

春うずまき

2017年04月19日 | カタツムリ探索・飼育


先日のエゾサン卵探索時に、旭川市内のとある水溜まりで、ヒメマイマイの死殻(成貝)を発見。
サイズは標準だが、殻の形は扁平。
この辺りの個体は、扁平傾向にあるのか調べてみることにした。
付近の斜面に積もる落ち葉を取り除くと・・・


あっけなく越冬中のヒメマイマイがコロンと現れた。
個体密度が高いか?
いや、自分の探す着眼点が鋭いという事にしておこう。


うむ、扁平である。
帰宅して地図で位置を確認すると、一昨年に鷹栖町で見つけた扁平型産地と近かった。
山を挟んで反対側で、道のりとしてはかなりの距離だったが、直線距離だと2kmくらい。
とは言え、2kmでもヒメマイマイなら型が変化するには可能な距離だけど。

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じらされ産卵

2017年04月16日 | 自然探索記~採集記(道北)

4月16日
昨日の気温から、ぼちぼちエゾサンとエゾアカの産卵が始まるのではないかともう一度確認しに出かけてみた。
しかし、昨日訪れた場所はことごとく撃沈。

仕方なく別の場所を探すことに。

少量の水が湧き出る場所でエゾサン卵1対発見。
状態から昨夜産卵されたものらしい。
産卵環境は、わずかに流れがあり、とても浅い。通常好んで産卵する環境ではない。

近くに成体いるのではと、周辺の落ち葉の下を確認してみると・・・

卵のすぐ横から雄の成体出現。


更に、お腹ぽっこり産卵前の雌も。
今夜産卵か?


こちらは雄の成体。

エゾアカは産卵する気配なし・・・
今週末には産卵始まるか?

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春到来宣言2017

2017年04月15日 | 自然探索記~採集記(道北)

本日(4月15日)、春を探しに、そしてとある依頼があり、久々の探索。
エゾサン(エゾサンショウウオ)やエゾアカ(エゾアカガエル)の卵塊は見つかるだろうか?
札幌では早くて3月下旬には産卵開始するが、旭川ではどのくらい遅れるのだろうか?
洗車もご無沙汰な泥だらけの車でいざ出陣!


道沿いにはフクジュソウが咲いていた。
今日から数日間がピークであろう。


エゾエンゴサクはまだ咲き始めだね。


クジャクチョウ Inachis io
至る所で飛んでいた。北海道では春の陳腐蝶。
成虫で越冬する蝶の割には少しも擦れておらず、どの個体も美しいのであった。
でも蛾っぽい。
フキノトウの蜜って甘いのだろうか?なんか苦そう。


いろんな場所でエゾアカやエゾサンの卵を探してみるも撃沈。
昨日から暖かい日が続いているが、2日前の低温と降雪が影響したか・・・
いい環境の場所はいくらでもあるが、水辺の周辺の雪が融けきっていないので越冬明けできないのだろう。

わたしの後から、網とバケツを持ったあからさまに卵塊狙いの人が来ていたが、見つけることができたであろうか。車は釧路ナンバーだったような・・・


かれこれ、4時間くらい徘徊・・・
この水溜まりにもないか・・・ん!?


キター!エゾサン卵第一号!
状態から昨夜産卵されたもののようだ。
やはりエゾサンとエゾアカは、エゾサンの方が若干産卵開始が早いかも。

この卵以外、他の卵は見つからず。産卵祭りはまだ先だね。
今夜も暖かいので、明日はもう少し産卵されると思われる。
札幌より2~3週間遅いなぁ・・・
札幌と降雪量はさほど変わらない(今年はむしろ札幌の方が多い)のに、旭川の方が寒冷なので雪解けが遅く、産卵も遅れる。
それにしても今回の探索は産卵時期には早く、広範囲を延々と徘徊してしまい、かなり疲れた。もう少し時期が遅ければ1時間以内で済ませられる簡単ミッションだけどね。

という訳で・・・
エゾサン産卵を確認したので、春到来を高らかに宣言いたします。

ん?そう言えば以前、旭川での春到来宣言はエゾサン卵ではなくヒメギフチョウだと言ってたような気がするが、面倒なんで無かったことにしよう。

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冷水探索2

2017年03月26日 | 自然探索記~採集記(道北)


雪は先週よりも融けたようだ。
川幅が広くなったが、水量が増えたようには感じない。

今回は長靴と網を準備してみた。
ウチダザリガニ確認できるだろうか?
いろんな環境の川底をガサガサすれば得られると思ったり。


この場所は春になるとサンショウウオやカエルの産卵場になりそうだ。
まだ先の話だけど。

早速、左の長靴に亀裂があるらしく、水漏れが・・・
ガロアムシ探索にも使っている長靴なので、消耗が激しい。大体1年くらいで使用不能となる。
それにしてもこの時期に水漏れはキツイ。急速に体温が奪われる。
でも男の子だから我慢する。


ハナカジカ Cottus nozawae
この川に生息する魚類の中で一番多い。
昔はこの辺りにヤマメがいたらしいが、とある理由で川が汚染された時代があり、それが原因なのか今は見かけない。(もしかすると細々と生き延びているかも)


フクドジョウ Noemacheilus barbatulus toni
ドジョウのくせに酸欠と高温に弱い種。まぁ北方系の魚だから仕方がないけど。
むかしむかし、今はもうない釣具屋で、イトウ釣りの餌としてこのフクドジョウが売られていた記憶がある。


ヘビトンボの幼虫
見つけた個体は全て写真のように丸まっていた。
越冬中は川底の石の下で丸まって大人しくしているのかもしれない。


ムカシトンボの幼虫
以前より減少した感あり。見つけた個体がこれのみ。
初夏になるとコオニヤンマやカワトンボが飛び交う場所だが、これらのヤゴが全く見つからなかった。
これらのトンボも年々減少しているらしいが、ウチダザリガニが原因ではなかろうか?

そんな悪者扱いしているウチダザリガニは結局見つからなかった。
どこで越冬しているんだろうかね・・・


「しあわせ小袋(ウスタビガの繭)」発見。

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冷水探索

2017年03月19日 | 自然探索記~採集記(道北)


1ヵ月ぶりの探索
前回と同じ場所。
前回(1ヵ月前)の写真と差はなさそうだが、少しずつ雪解けが進んでいる。
でも春はまだ先。


クロカワゲラの一種
至る所で歩き回っていた。
前回は短翅種のみであったが、今回は長翅種のみ見られた。
発生時期が異なり、時期的に棲み分けしているのだろうか?

川底にウチダザリガニが潜んでいないか探してみるも、そのような準備をしていなかったため見つからず。
次回は長靴と網持参だね。

カワゲラの一種の幼虫
臨時の釣り餌に使用できるが、大きなサイズでも体が軟らかいので、餌持ちしない。


ヒゲナガカワトビケラの幼虫
意外に餌持ちがいいので、臨時釣り餌に重宝する。
良く見かけるが、いざ釣り餌として探すとなかなか見つからないのは何故か。


アミカ科の幼虫
初見なのか、見かけても興味がなかったのか・・・記憶にない。
見た感じ、ヒザラガイっぽい。


体は硬く、ダンゴムシとまではいかないが、中途半端に丸まる。
腹面には発達した吸盤が並んでおり、石に付着して流されないようになっている。


体色が淡いタイプ


ぶちタイプ
全ての幼虫は大きさが同じなので、成長過程で体色が変わるのではなく、個体変異なんだろう。

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